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東京・埼玉で震度5強 帰宅困難者も 駅は朝も長蛇の列…

  • 2021年10月8日

東京都や埼玉県で震度5強の揺れを観測した今回の地震。都市部での地震で課題の1つが帰宅困難者の対応で、首都直下地震の想定では最悪800万人とも想定されています。
今回も交通機関に大きな影響が出て、夜間の発生だったこともあり、帰宅困難者が発生しました。朝になっても駅の入場規制が行われるなど混乱が続きました。

鉄道運転見合わせ タクシー待つ長い列

地震の影響で、日付が変わっても多くの鉄道の路線で運転見合わせが続いた首都圏。
午前1時の時点では、運転見合わせ区間があったのはJR東海道線、京浜東北線、横浜線、埼京線、常磐線、京葉線など広い範囲で運転見合わせが続いていました。

東京駅の八重洲口では午前1時すぎの時点で、駅が入る建物の明かりはついているものの人の姿はない一方で、駅の前のタクシー乗り場には多くの人たちが長い列を作ってタクシーを待っている様子が見られました。
タクシーは、なかなか来ない様子で待っている人たちは、スマートフォンで情報収集をしながら待っていました。

午前1時、JR横浜駅西口のタクシー乗り場では200人ほどの人たちがタクシーを待っていて、駅の構内まで行列が続いていました。

列に並んだ女性
「電車に乗る前に止まってしまいました。15分ほど並んでいます」

 

別の女性
「タクシーで帰るには家が遠いので、きょうは近くのホテルを探して泊まろうと思います」

 

車内で1時間待機 線路歩く人も…

地震発生のおよそ1時間後に、千葉県四街道市の総武本線の四街道駅付近で撮影された映像です。小雨が降る中、荷物を持った人たちが線路を歩く様子が映っています。
撮影した50代の女性によりますと、成田空港から総武本線で自宅に帰る途中に地震があり、電車が四街道駅の数百メートル手前で緊急停止したということです。1時間ほど車内で待機したあと、運転再開の見通しが立たないため乗務員と警察官の誘導で、線路に降りて四街道駅まで10分以上歩いてたどり着いたということです。

女性
「小雨が降る中、スマホの明かりで足元を照らしながら駅の明かりを目指して歩きました。空港から帰る人にはスーツケースを運んでいる人もいて大変そうでしたが、警察などが案内してくれて混乱もなく移動できました」

帰宅困難者 行政の対応は

東京都は、7日夜の地震のあと帰宅困難者が発生しているとして港区と足立区に一時滞在施設の開設を要請しました。

震度5強の揺れを観測した足立区では、電車が長時間止まって帰宅困難者が出ました。
これを受けて足立区は、8日午前2時半ごろ、北千住駅から歩いて5分ほどの千寿本町小学校の体育館を朝まで過ごすことができる一時滞在施設として開放しました。

体育館には、SNSなどでこのことを知った電車の乗客などが開設から1時間ほどの間に30人以上訪れ、区の職員が用意したマットを敷き、毛布をかぶって、束の間の休息を取っていました。

千葉県内の家に帰宅断念 20代会社員男性
「地震のあと、電車で北千住駅まで乗っていたのですが、そこで長い時間止まったためもう動かないだろうと思って駅を出ました。そのとき、足立区が施設を開放すると放送が流れ、ちょうど雨も降り始めていたので、わらにもすがる思いで辿り着きました。雨が強まっているので、本当に助かりました」

千葉県流山市は、JRが運転を見合わせた影響で、午前0時50分、流山市南流山センターを帰宅困難者向け施設として開設しました。

一夜明けても駅の混雑続く 入場規制も

地震から一夜明けた8日朝も、一部の路線で運転の見合わせが続いたほか、大幅な遅れが続きました。
埼玉県内を通るJR京浜東北線もダイヤが大幅に乱れて、川口駅では断続的に入場規制が行われ、駅の前では長い行列ができました。

また西川口駅でも、駅前から線路沿いの道路にかけて数百メートルにわたって駅に入れない人の長い行列ができました。

20代の女性
「職場に向かおうとしたら、とても混雑していて驚きました。駅のアナウンスも聞こえず何が起きているのかも分かりません」

内定式がある20代男性
「40分ほど時間に余裕をもって出てきましたが、駅に着いたらこの状態で、内定式には間に合いそうにありません。楽しみにしていたのですごく残念です」

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