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東京 緊急事態宣言解除で飲食店や観光地は?初の週末 人出データ

  • 2021年10月4日

緊急事態宣言が解除されてから初の週末。東京都内の各地では、感染対策をとりながら観光を楽しむ人の姿が見られました。都内の人出は、宣言期間中と比べて観光地などで増加しました。

浅草・銀座の様子は?半年ぶり歩行者天国

東京・浅草の雷門前には、午前中から家族連れや着物姿のグループなどが訪れ、記念写真を撮ったり、浅草寺に続く仲見世通りを散策したりする様子がみられたほか、人力車に乗って観光を楽しむ人もいました。

雷門周辺にある複数の店によりますと、宣言解除後の2日は、解除前の土曜日に比べて観光客が増えたということで、中には、宣言の解除に合わせて商品を値下げしているところもありました。

千葉県から訪れた30代母親
「久しぶりに電車に乗って出かけたので、子どもにとっては、いい気分転換になると思う。マスクの着用や消毒は徹底して感染対策に気をつけながら楽しみたい」

新潟県から訪れた60代男性
「友人の結婚式に合わせて1泊2日で来ましたが、東京に来るのは1年以上ぶりで楽しいです。昨夜はお店で少しお酒を飲みましたが、早めにホテルに帰りました」

東京・銀座の歩行者天国は、新型コロナウイルスの感染拡大にともなって、ことしの4月17日から中止されていましたが、緊急事態宣言の解除を受けておよそ半年ぶりに再開されました。

家族でランチ 30代女性
「歩行者天国が再開されたと知らずに来たので、開放的で驚きました。飲食店にビールのグラスが並んでいて感動しました」

40代女性
「およそ1年ぶりに友達と集まってごはんを食べました。宣言が明けても生活は今までと変えず、きょうも夜は早めに帰ります」

銀座通連合会 齋藤充理事長
「久しぶりの再開ですが天候にも恵まれうれしいのひと言です。感染対策に気をつけながらこれからも歩行者天国を続けられたらと思います」

東京スカイツリー 半年ぶり通常営業

東京スカイツリーでは、ことし4月以降、臨時休業や営業時間を短縮する対応をとりましたが、緊急事態宣言の解除を受けて、1日から半年ぶりに営業時間を通常どおり午後9時までに戻しました。
宣言が解除されて初めての週末となる2日は、地上350メートルの展望台からの景色を楽しもうと家族連れなどが訪れました。

江戸川区の20代父親
「今まで近くの公園ばかりで遊んでいましたがきょうは少し遠出して出かけてみました」

東京スカイツリーでは、新型コロナウイルスの感染予防のため、展望台では20分に1回空気を入れ替え、入場者数は2割から3割程度に制限する対策をこれまでどおり続けることにしています。

東武タワースカイツリー大和雅幸課長
「5月のゴールデンウィークや夏休み期間など、集客が見込める時期に新型コロナの影響を受けました。これからは秋の行楽シーズンということで、感染対策をとりながらお客様が安心して楽しめる施設であるよう心がけ、お客様が訪れることを期待したい」

解除後初の週末 人出のデータは?

緊急事態宣言が解除されて初めての土日となった2日と3日、東京都内の人出は宣言期間中と比べて観光地などで増加しました。
NHKは、IT関連企業の「Agoop」が利用者の許可を得て個人が特定されない形で集めた携帯電話の位置情報のデータを使って、東京都内の各地で2日と3日の2日間、いずれも午後3時台の人の数を分析しました。

その結果、原宿・竹下通り付近は、前の週の土日の平均と比べると28%、宣言期間中の土日祝日の平均と比べると55%、いずれも増加しました。
浅草の浅草寺付近は前の週より39%、宣言期間中より49%、
代々木公園付近は前の週より59%、宣言期間中より44%、
銀座付近は前の週より12%、宣言期間中より23%、いずれも増加となりました。

一方、渋谷・スクランブル交差点付近は前の週より13%、宣言期間中より1%いずれも減少しました。

認証飲食店で酒の提供再開

認証を受けた飲食店では酒の提供が再開されました。
東京 池袋のイタリアンバルでは、ビールやワインなどの提供を再開し、営業時間も午後9時までに延長しました。
消毒や検温など基本的な感染対策のほか、来店は1グループ4人までに制限し、料理も小皿にあらかじめ取り分けるなどの対策もとっています。

20代大学生
「友達と会って店でお酒を飲むのは半年以上ぶりです。お酒が再開されて感動ですね。ただ、今の感染状況だと遅い時間や大人数は避けて楽しみたいです」

運営会社の営業部長 寄木一真さん
「待ちに待ったという感じです。きょうから夕方から夜にかけての予約も入りはじめ、このまま年末のかき入れ時まで営業が続けられればいいなと思います」

専門家「感染対策続けていく意識重要」

政府の分科会のメンバーで、東邦大学の舘田一博教授は、「これから秋冬の感染の再拡大を考えると今の感染者数が少ない状態をいかに長く維持するか、あるいはここからさらに下げられるかが大事になる」と指摘しています。

東邦大 舘田一博教授
「今は医療体制を立て直す時間として、一刻もむだにすることなく準備を進めなくてはいけない。ここからもう一回新しいスタートだと思って、感染対策を続けていくという意識が重要になる」

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