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“エスカレーター立ち止まって乗る 歩かない” 10月から条例 埼玉

  • 2021年9月27日

日々の通勤・通学で利用するエスカレーター。関東などでは、左側に人が立ち、右側は急ぐ人が歩くという乗り方が、″暗黙のルール″として広がっています。
こうした中、埼玉県では、エスカレーターに立ち止まって乗ることを求める条例が来月1日から施行されます。

エスカレーターは立ち止まって乗る 来月から条例施行

エスカレーターを歩いて上っていく人のために立ち止まる人は、片側をあけて乗ることが“暗黙のルール”となっています。
埼玉県は、追突や衝突などの事故を防ぐため、エスカレーターの利用者は立ち止まって乗ることと、管理者は利用者への周知を求める条例を来月1日から施行します。
条例に違反しても罰則はありません。

SNSではさまざまな反応が寄せられています。

エスカレーターの前で左側には長い列ができ、混雑の原因。

 

急ぐ人は階段を利用、立ち止まって乗れる人はエスカレーターを利用することに尽きる。

 

急ぎたい時もあるので、片側空けておいてほしい。

 

罰則がない条例で、どれだけ実効性があるのか。

 

エスカレーター事故1550件

10月1日から条例が施行されるのを前に大野知事は27日朝、さいたま市浦和区のJR浦和駅でエスカレーターには立ち止まって乗るよう呼びかけるチラシを配りました。
県によりますと、エスカレーターに関するこうした条例は全国で初めてだということです。

日本エレベーター協会によりますと、エスカレーターをめぐる事故は全国で相次いでいて、エスカレーターを歩行中につまずいたり転倒したりした事故は平成30年からの2年間で全国で1550件にのぼっているということです。

大野知事 「暗黙のルール」正しくないこと知って

大野知事は「急いでいる人もいると思いますが、ぜひご協力いただいて埼玉県ではエスカレーター事故ゼロを目指したい」と話していました。

埼玉県 大野知事
「条例の目的は、エスカレーターの事故が相次いでいることを鑑みて、安心で安全にあらゆる人たちにご利用いただくために、立ち止まって歩かずに利用してもらうというものです。
右側をあけて左側に立ち止まるという暗黙のルールがあって、それがあたかも正しいかのような感覚がありますけど、そうではないということをお知らせしたい。
障害者の中には左側のレールを持って立てない人もいます。
条例に罰則はないものの、これを義務としてお願いをするのが条例の趣旨。県民のみなさんには、共生社会、安全な社会を作りあげるためにご理解いただけるものだと思っています。罰則を直ちにかけるのはなじまないと思うので、まずしっかりと守っていただくことをお願いしたい」

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