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埼玉 所沢駅の改札口前に設置 “誰でも自由にピアノ演奏を”

  • 2021年9月24日

ピアノを演奏している場所は、埼玉県所沢市の駅の改札口の前です。新型コロナウイルスの感染が広がるなか、音楽を通してひとときの安らぎを感じてもらおうと、誰でも自由に演奏できるピアノが設置されました。多くの人がピアノの音色を楽しんでいます。

“誰でも自由に演奏を”

この取り組みは、音楽で街を元気にしようと「音楽のあるまちづくり」を進めている所沢市が企画し、ピアノは9月3日、西武鉄道の所沢駅の改札口の前に設置されました。
ピアノが設置された翌日、演奏会が開かれ、公募で選ばれた小学生などがピアノを弾きました。

最初に演奏したのは地元の小学5年生の男の子です。クラシックの曲など5曲を演奏しました。

小学生

とても楽しかったです。大勢の人に聞いてもらってピアノの練習にもなったし、いい経験になりました。

所沢駅の駅係員は、日頃の制服姿で演奏を披露しました。

駅係員

音楽を弾いていただいて、みんなが笑顔になればいいかなと思います。

ピアノの寄贈で企画が実現

去年9月、所沢駅のリニューアルにより改札口の前に新しく開放的な多目的スペースが設けられたことをきっかけに、所沢市はピアノの音色が聞こえる場所にしたいと、検討を進めていました。

こうしたなか、市はピアノの寄贈の意向を示していた地元で不動産業を営む中川潤さんと調整し、今回の企画が実現しました。

ピアノは、駅の利用客などが自由に演奏することができます。新型コロナの感染対策のため、演奏時間は5分までで、演奏前後には手指の消毒をすることなどが求められています。

誰でも自由に演奏してもらおうと置かれたピアノ。演奏する人が次々と訪れています。
赤ちゃんを抱えながら演奏する人や、小さな子どもが鍵盤を自由にたたいてピアノの音を楽しむ様子も見られました。

聴いていた地元の30代の女性

初めて聴きましたが、ピアノのやさしい音色で心が癒やされました。

 

ピアノを寄贈した中川潤さん
「私自身、何度も音楽に救われてきた経験があり音楽には大きな力があると思っています。
ピアノの音色が響くこの場所が多くの人たちにちょっとした元気や癒やしなどいろいろなものを与え、笑顔があふれる場所になれば、うれしいです

このピアノは9月29日まで設置される予定となっていますが、その後も設置が延長される方向で検討が進められているということです。

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