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埼玉 子ども食堂で国際交流 “コロナ禍でも体験増やしたい”

  • 2021年9月22日

埼玉県では、家庭の事情に関わらずどの子どもたちにも学習や体験の機会を設けようと、子ども食堂など地域の居場所に学習や体験活動の支援員を派遣する取り組みが今年度から始まっています。この事業で国際交流体験をした子どもたちを取材しました。

子どもたちが国際交流体験

さいたま市緑区の子ども食堂では9月、埼玉大学に通うミャンマーと中国の留学生が訪れて国際交流体験が行われ、ふだんこの食堂を利用している小学1年生から5年生までの子どもたち7人が参加しました。

2人の留学生は、イラストや映像を用いながらそれぞれの国について説明しました。
ミャンマーの留学生、イススチさんは地域ごとに種類がある民族衣装や祭りについて紹介したほか、現地の言葉のあいさつをみんなで声を出して練習していました。

また、中国からの留学生、遅蘇琳さんは、出身地である中国北部の煙台市の気候や食事、それに行事などをクイズ形式で紹介し、子どもたちが回答を考えながら日本との違いを学んでいました。

参加した児童

外国の人と話すことが出来てよかったと思いました。

 

参加した児童

きょう初めて外国の人たちに会って行事などを知ることができて良かった。ほかの国のことも知りたいと思った。

 

ミャンマーからの留学生
イススチさん

子どもたちがミャンマーという国に興味をもってくれて、一生懸命言葉を勉強してくれたことがすごくうれしかった。

 

中国からの
留学生
遅蘇琳さん

ふだんは子どもと触れ合う機会がなかなかないので今回参加した。子どもたちからすごく元気をもらった。

コロナ禍でも子どもにさまざまな体験を

この子ども食堂では、週に3回、子どもの居場所を作り、陶芸や英語、学習支援などを行ってきましたが、コロナ禍で、特に海外の人との交流が減ってしまったということです。
子ども食堂では、地域の身近な場所でさまざまな体験ができるこの取り組みに期待を寄せています。

子ども食堂を運営 本間香さん
「子どもたちがいつもより前のめりになっている様子を見て、楽しいのだということがよく伝わってきました。コロナ禍で一番少なくなっているのは、海外の方との交流だと思います。私たち個人ではできないので、県の力を借りてどんどんやっていきたいと思います」

埼玉県が今年度から始めた、子ども食堂など地域の子どもの居場所に学習や体験活動の支援員を派遣する取り組み。
県は、こうした子どもの居場所の創設を支援して県全体で800か所にし、最終的にはすべての場所で学習やさまざまな体験活動ができるようにしたいとしています。

埼玉県少子政策課 熊谷渉主幹
「子ども食堂に通っているお子さんの中には例えば、習い事がなかなかできていなかったりとか、旅行に行く機会がなかったりというお子さんもいます。こういった子ども食堂のような居場所で、家庭の状況に関係なくすべてのお子さんに、さまざまな体験をしてほしい」

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