東京コロナ感染者14日1004人 自宅療養中に容体急変し死亡も【詳細】
- 2021年9月15日
東京都内では14日、新型コロナウイルスに1004人が感染していることが新たに確認されました。また、都は、感染が確認された14人が死亡したことを明らかにし、このうち70代の男性は、自宅療養中に容体が急変し、亡くなったということです。年代や感染経路別など詳細情報です。
14日までの7日間平均は前週比55.7％ 感染確認の減少続く
東京都は14日、都内で新たに1004人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
感染が確認されたのは、10歳未満から90代までの男女で、1週間前の火曜日より625人減りました。前の週の同じ曜日を下回るのは23日連続です。
14日までの7日間平均は1243.7人で、前の週の55.7％です。7日間平均が前の週を下回るのは21日連続で、感染確認の減少が続いています。
これで、都内で感染が確認されたのは36万7898人になりました。
年代別
感染が確認された1004人の年代別の内訳です。
10歳未満 94人
10代 80人
20代 259人
30代 198人
40代 168人
50代 114人
60代 38人
70代 26人
80代 22人
90代 5人
グラフは累計のデータ
感染経路がわかっている人の内訳
「家庭内」294人
「職場内」 57人
「施設内」 25人
「会食」 4人など
入院患者 3335人 重症患者 208人
一方、14日時点で入院している人は、13日より132人減って3335人でした。「現在確保している病床に占める割合」は50.7％です。
都の基準で集計した14日時点の重症の患者は、13日より17人減って208人で、重症患者用の病床に占める割合は41.4％です。
重症患者の年代別
20代 5人
30代 7人
40代 29人
50代 87人
60代 49人
70代 28人
80代 3人
死亡 14人
都は、感染が確認された50代から80代までの男女14人が死亡したことを明らかにしました。
〇自宅療養 70代男性
このうち70代の男性は、8月28日に感染がわかり、自宅で療養していましたが、翌日の29日に容体が急変し、救急搬送された病院で亡くなったということです。
男性は脳に基礎疾患があり在宅医療を受けていたということです。
今回の第5波で、8月以降、自宅療養中に亡くなった人は40人になりました。
また、14人のうち2人は、ワクチンの接種を2回受けていました。
2回接種したあとに亡くなった人は7月19日以降、都が把握しているだけで33人だということです。
都内で感染して死亡した人は2692人になりました。
