1. NHK
  2. 首都圏ナビ
  3. もっとニュース
  4. “脱プラ”続々と コンビニおでんも変化?鮮魚送る段ボールも

“脱プラ”続々と コンビニおでんも変化?鮮魚送る段ボールも

  • 2021年9月14日

プラスチックゴミの削減の動きがさまざまなところに広がっています。コンビニでは、おでんの容器をめぐる新たなサービスがスタート。さらに、発泡スチロールの代わりに使えるよう防水加工をした段ボール箱も開発されています。

コンビニおでんも“脱プラスチック”

大手コンビニエンスストアでは、早くも、おでんの販売が始まっていますが、ことしは、プラスチックごみの削減に向けて、鍋などを持参した買い物客への割り引きサービスを導入する動きが出ています。

ローソンが、9月14日から始めたサービス。
買い物客が鍋などを持参すると、カウンターにある調理済みのおでんを、5個ごとに39円、割り引きした価格で購入できます。

店で提供されるおでん用のプラスチック容器は1つあたり、5グラムから10グラムで、会社では、サービスの利用実績から実際にどの程度、使用量が減るか検証することにしています。
現在のサービスは、東京、埼玉、千葉の1都2県のおよそ30店舗ですが、おでん商戦が本格化する10月以降、全国にサービスを拡大させる方針です。

ローソン広報担当 谷恒和マネージャー
「お客様のご理解ご協力をいただきながら、一緒になってプラスチック削減の取り組みをしていきたい。容器を持参してもらい、自宅でおでんを召し上がっていただけたらと思います」

容器の持ち込み促進 続々と

容器の持ち込みを促す取り組みではこのほか、大手コーヒーチェーンのスターバックスが、コロナ禍で一時取りやめていたマイボトルなどを持参した客に飲み物を1杯20円安く販売するサービスを再開しています。

また、東京・目黒区が9月から対象となる区内の飲食店で、持ち帰り用に容器を持参した客に100円割り引くサービスを始めていて、プラスチックごみの削減に向けた対応が求められる中、企業や自治体の間で取り組みが広がっています。

防水の段ボール 鮮魚輸送に

脱プラスチックの動きは、こんなところにも。
冷凍・冷蔵の食品輸送に使われる発泡スチロールに代わって、新たに開発された防水性の段ボール。「日本製紙」が開発し、特殊な防水加工を施してあります。

水を注いでみると普通の段ボールは、紙に水が染みこみ、底から水が漏れ出しますが、新しい段ボールは、3週間たっても水が漏れなかったということです。

使い終わったあとは、再び、段ボールの原料として利用できるということで、一部の水産会社で鮮魚輸送に採用しています。

開発したグループ会社 武藤悟社長
「SDGsの取り組みが欠かせないという状況になってきていますので、社会の今の流れをキャッチして力を入れていくつもりです。取引先の間では脱プラスチックへの関心が高まっていて、野菜などの輸送でも活用したいという話もあるので、引き続き社会の需要を捉えた製品を提供していきたい」

製紙メーカーの間ではこのほか、大王製紙が従来より密度を高め厚みを持たせることで耐久性を向上させた、紙製のミニハンガーやフックを開発し、小売店向けに順次、販売することにしています。プラスチックごみの削減が課題となる中、脱プラスチックの動きが、各企業で活発になっています。

ページトップに戻る