1. NHK
  2. 首都圏ナビ
  3. もっとニュース
  4. ワクチン接種後「抗体知りたい」検査希望相次ぐ 感染対策継続を

ワクチン接種後「抗体知りたい」検査希望相次ぐ 感染対策継続を

  • 2021年9月13日

新型コロナウイルスのワクチン接種が進む中、「自分の抗体がどうなっているのか知りたい」と、検査を希望する人が相次いでいます。検査を行う医師は「接種で抗体が高まっても先行接種の医師の中には、すでに抗体が下がっているケースもある」として接種後も感染対策を徹底するよう呼びかけています。

中和抗体 検査希望者が増加

東京・千代田区にあるクリニックでは、ウイルスの働きを中和して抑える効果があるとされる「中和抗体」の検査を希望する人がいま増えているといいます。
7週間前に2回目のワクチン接種を終えたという60代の男性は、その後の感染を心配して検査を受けに来ました。この男性のように中和抗体の量を知りたいという人が、多い時は1日に10人前後検査を受けているということです。

グローバルヘルスケアクリニック 水野泰孝医師
「免疫ができているかどうか、どうしても打っただけだとわからないので、実際それが数値化できるっていうことで、関心がある人が多い」

中には、1回目の接種を行ったあと、抗体ができているか心配で検査を受けに来る人もいます。8月中旬に1回目の接種を行ったものの、抗体ができているか心配で検査を受けたということです。

男性

1030という値は感染しにくい重症化しにくい範囲に入っているのですか。

医師

重症化は回避できる可能性は高いと思う。中和抗体の量が多ければ毒性を弱める働きはあると思うので。ただそれが結局、どこまであればいいとかどこまでなければだめということではないのであくまでも参考程度

男性

1つの安心材料として受けてみようかなと思った。今の状態をわかりやすく数字で知れるというのはこれで安心していいわけでないが、よかったと思う

 

関心が高まる中和抗体について、水野医師は、先行接種を行った医療従事者の中には、すでに抗体が下がっているケースもあると指摘しています。
水野医師の場合、5月に2回目接種を終え(14.4)、その2週間後に中和抗体の量はピークとなり(1770)、2か月後には半分程度(795)に減少したということです。

こうしたことからワクチンの接種後も感染対策を徹底することが重要だと呼びかけています。水野医師は中和抗体の検査について、もし希望する場合は感染症に詳しい医師のもとで受けてほしいとしています。

グローバルヘルスケアクリニック 水野泰孝医師
「今の段階では、抗体の量が測れるけれども、確たることはまだ言える段階ではありません。数値がいくつだったから大丈夫。何をしてもいいとかということではなく、あくまでも免疫はあるだろうといういわゆる自分での認識程度にとどめておく。ワクチンを打ったからもう大丈夫だっていうことではなく基本的に感染対策は続けていくことが大切」

ページトップに戻る