東京コロナ感染者2日3099人 自宅療養中の2人含め10人死亡【詳細】

感染確認 11日連続で前週同曜日を下回る

東京都は2日、都内で3099人が新型コロナウイルスに感染していることを新たに確認したと発表しました。感染が確認されたのは10歳未満から90代までの男女で、1週間前の木曜日より1605人減り、11日連続で前の週の同じ曜日を下回りました。

2日までの7日間平均は3140人で、前の週の72.1％です。7日間平均が前の週を下回るのは9日連続です。

これで、都内で感染が確認されたのは34万9841人になりました。

年代別

感染が確認された3099人の年代別の内訳です。

感染経路がわかっている人の内訳

東京パラリンピックの関連では7人の感染が確認されました。内訳は、外国人の競技関係者1人、日本人の業務委託の事業者3人、ボランティア2人、競技関係者1人です。

入院患者 4299人 重症患者 291人

2日時点で入院している人は、1日より28人増えて4299人で、「現在確保している病床に占める割合」は70.3％です。

都の基準で集計した2日時点の重症の患者は、1日より5人増えて291人で、重症患者用の病床に占める割合は62.6％です。

このほか、ホテルなどで宿泊療養している人は、2日時点で2197人で、過去最多となりました。

自宅療養中の2人を含む10人が死亡

都は、感染が確認された50代から80代の男女あわせて10人が死亡したことを明らかにしました。10人のうち2人は自宅で療養中に亡くなったということです。

〇自宅療養 60代女性
このうち60代の女性は感染が確認された翌日の先月（8月）13日の夜に保健所が連絡したところ、発熱と頭痛の症状がありました。
糖尿病と高血圧の基礎疾患があり、入院の調整が行われることになりましたが、翌日の朝に容体が悪化して亡くなりました。

〇自宅療養 60代男性
また、都外で1人暮らしをする60代の男性は、都内の医療機関で受けた検査で感染がわかりました。保健所が健康観察を行っていましたが、先月20日に連絡がとれなくなったため、保健所の担当者が自宅を訪問したところ亡くなっていたということです。

第5波に入って先月以降、自宅療養中に亡くなった人は26人になりました。

自宅療養中を含めて、都内で感染して死亡した人は2510人になりました。