東京コロナ感染者1日3168人“減ると思い込み外出しないで”【詳細】
- 2021年9月2日
東京都内では1日、新型コロナウイルスに3168人が新たに感染していることが確認され、10日連続で前の週の同じ曜日を下回りました。都の担当者は「今後、感染者数が減り続けると思い込んで外出することは避けて欲しい。減っているとはいえ、決して少ない数字ではない」と話しています。年代別の内訳や感染経路など詳細情報です。
感染確認 10日連続で前週同曜日を下回る
東京都は1日、都内で新型コロナウイルスに3168人が新たに感染していることを確認したと発表しました。
感染が確認されたのは、10歳未満から90代までの男女で、1週間前の水曜日より1060人減り、10日連続で前の週の同じ曜日を下回りました。
1日までの7日間平均は3369.3人で、前の週の75.4％です。7日間平均が前の週を下回るのは8日連続です。
これで、都内で感染が確認されたのは34万6742人になりました。
年代別
感染が確認された3168人の年代別の内訳です。
10歳未満 256人
10代 315人
20代 835人
30代 668人
40代 506人
50代 349人
60代 103人
70代 77人
80代 44人
90代 15人
グラフは累計のデータ
感染経路がわかっている人の内訳
「家庭内」958人
「職場内」168人
「施設内」92人
「会食」 21人など
実家に8時間程度滞在した結果、母親と妹が感染していたため自分も感染したケースもありました。
都の担当者
「学校で新学期が始まり、夏休み中とは人の流れが変わった可能性がある。人出がお盆明けに増えていて感染の増加につながるおそれがあるため、もう少し見ないとピークアウトと言えるかはわからない。今後、感染者数が減り続けると思い込んで外出することは避けて欲しい。減っているとはいえ、決して少ない数字ではなく、人との接触を控える行動をお願いしたい」
東京パラリンピックの関連では5人の感染が確認されました。内訳は、外国人の業務委託の事業者1人、日本人の業務委託の事業者2人、競技関係者1人、ボランティア1人です。
入院患者 4271人 重症患者 286人
1日時点で入院している人は、31日より32人減って4271人で、「現在確保している病床に占める割合」は71.6％です。
都の基準で集計した1日時点の重症の患者は、31日より1人減って286人で、重症患者用の病床に占める割合は73％です。
年代別の重症患者数
20代 5人
30代 22人
40代 36人
50代 119人
60代 57人
70代 42人
80代 5人
死亡 7人
都は、感染が確認された40代の男性2人を含む、40代から90代の男女あわせて7人が死亡したことを明らかにしました。
このうち、70代の男性は自宅で心肺停止状態となり救急搬送されましたがその日に亡くなり、その後の検査で感染していることが分かったということです。
都内で感染して死亡した人は2500人になりました。
