1. NHK
  2. 首都圏ナビ
  3. もっとニュース
  4. 関東大震災 記録映画のサイト開設 およそ20作品を順次公開へ

関東大震災 記録映画のサイト開設 およそ20作品を順次公開へ

  • 2021年9月1日

『關東大震大火實況』1923年 明治初期に開業した横浜グランドホテルの焼跡

1923年の9月1日に発生し10万人が犠牲になった関東大震災から98年となるのにあわせ、国立映画アーカイブなどが関東大震災を記録した映画を閲覧できるWEBサイトを開設しました。再来年に向けおよそ20の作品を順次公開する予定で、映画を通して被害のみならず人々がどう生き延びて復旧に向かっていったのかも理解してほしいとしています。

10万人が犠牲になった関東大震災から98年

関東大震災から98年となった9月1日、およそ5万8000人の遺骨が納められている墨田区の東京都慰霊堂では、太平洋戦争中の東京大空襲の犠牲者とあわせて法要が営まれました。法要は新型コロナウイルスの感染防止のため、規模を大幅に縮小して行われ、参列した遺族などが犠牲者に静かに祈りをささげていました。

関東大震災を記録した映画をWEBサイトで

1923年の9月1日に発生した関東大震災では、地震の揺れやその後の火災により10万人あまりが犠牲になりました。

『關東大震大火實況』1923年 火災延焼中の神田方面を望む

空一面に広がる煙や、屋根が落ちている様子が確認できます。

『關東大震大火實況』1923年 広瀬中佐像で有名な万世橋駅(神田)の焼跡

画像は「關東大震大火實況」に記録されたものです。関東大震災を記録したこの映画作品は、国立映画アーカイブと国立情報学研究所が開設したWEBサイト「関東大震災映像デジタルアーカイブ」で9月1日から閲覧することができるようになりました。

被災状況だけでなく救護活動も記録

『關東大震大火實況』1923年 上野公園で行われた罹災児童の救護活動

「關東大震大火實況」は64分の作品で、東京や横浜の被災状況のほか、救護活動などの映像が記録されています。
一部のシーンでは撮影された場所などの解説と併せて視聴することができるということです。

関東大震災を記録した20作品を順次公開予定

特定研究員 とちぎあきらさん
「映画には震災直後の惨状を描いている場面がある。ただ災害を振り返る時には、被災した方がどのように生き延びていったか。それから社会を構成するさまざまな方々がどのように救援や救護から復旧に向かっていったかということを、映画を通して理解してほしい」

このWEBサイトでは、震災から100年となる再来年9月1日に向けて、今後、関東大震災を記録したおよそ20の作品を順次、公開していくことにしています。

URLは以下の通りです。
https://kantodaishinsai.filmarchives.jp/

ページトップに戻る