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東京コロナ感染者25日4228人 “減少が続くかわからない”【詳細】

  • 2021年8月26日

東京都内では25日、新型コロナウイルスに4228人が感染していることが新たに確認されました。1週間前の水曜日より1158人減り、25日までの7日間平均は前の週から減少しましたが、都の担当者は、「減少が続くのかどうかはもうしばらく見ないとわからない」と話しています。年代別や感染経路など詳細情報です。

感染確認4228人 前週同曜日比で1158人減少

東京都は25日、都内で新型コロナウイルスに4228人が感染していることを新たに確認したと発表しました。感染が確認されたのは10歳未満から90代までの男女で、1週間前の水曜日より1158人減りました。前の週の同じ曜日を下回るのはこれで3日連続です。

25日までの7日間平均は4471.4人で、前の週の95.2%となり、減少しました。7日間平均が前の週を下回るのはことし6月19日以来です。

都の担当者
「7日間平均は前の週より減少したが、これが続くのかどうかはもうしばらく見ないとわからない。いずれにしても感染者数が非常に多いことに変わりはないので、油断せずに人との接触を避けて欲しい」

これで、都内で感染が確認されたのは32万3157人になりました。

年代別

感染が確認された4228人の年代別の内訳です。

10歳未満 308人
10代   417人
20代   1179人
30代   890人
40代   663人
50代   491人
60代   115人
70代     86人
80代     60人
90代     19人

グラフは累計のデータ

感染経路がわかっている人の内訳

「家庭内」1143人
「職場内」  220人
「施設内」  119人
「会食」       65人など

東京パラリンピックの関連では9人の感染が確認されました。内訳は、外国人の競技関係者3人、選手2人、業務委託の事業者1人、日本人の業務委託の事業者3人です。

入院患者 4154人 重症患者277人

25日時点で入院している人は、24日より30人増えて4154人となり、5日連続で最多を更新しました。
「現在確保している病床に占める割合」は69.6%です。

都の基準で集計した25日時点の重症の患者は、24日より9人増えて277人で、これまでで最も多くなりました。
重症患者用の病床に占める割合は70.7%となっています。

年代別の重症患者数
10代    1人 
20代    4人 
30代  23人 
40代  49人 
50代  109人
60代  58人 
70代  27人 
80代    6人

このほか、ホテルなどで宿泊療養している人は、25日時点で、初めて2000人を上回って2019人となり、過去最多です。

死亡 11人

都は、感染が確認された30代から60代と、80代から90代の男女あわせて11人が死亡したことを明らかにしました。
このうち80代の女性は、感染が確認されたあとも、家族の希望により入所する有料老人ホームで療養を続けていましたが、8月21日に亡くなったということです。

また、30代の男性は、都内の医療機関で受けた検査で感染していることがわかり、都外にある自宅で毎日、保健所の健康観察を受けながら療養していましたが、8月15日に連絡がとれなくなり、自宅で亡くなっているのが見つかりました。男性は1人暮らしで、糖尿病の基礎疾患があったということです。

80代の女性は、8月23日に自宅で倒れているのを同居する家族が見つけ、病院に搬送されたあとの検査で感染が確認されて、その後、亡くなりました。女性は2回のワクチン接種を終えていたということです。

第5波に入って、今月、自宅療養中に死亡した人は、都によりますと、これで14人だということです。
都内で感染して死亡した人はあわせて2404人になりました。

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