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東京コロナ感染者14日5094人 重症者は5日連続で最多【詳細】

  • 2021年8月15日

東京都内では14日、5094人の感染が確認されたほか、都の基準で集計した14日時点の重症の患者は245人で過去最多を更新しました。年代や感染経路別の詳細です。

土曜日最多 5000人超は2日連続

東京都は、14日都内で新たに10歳未満から100歳以上までの男女合わせて5094人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。5000人を超えるのは2日連続です。
また、1週間前より528人増えて、土曜日としてはこれまでで最も多くなり、感染の急激な拡大が続いています。

14日までの7日間平均は4231.1人となりました。前の週と比べて8.7%増えました。
都内で感染が確認されたのは、27万4837人となりました。

都の担当者
「きのう、過去最多を更新し、きょうも5000人以上。こういう規模の感染者が続くと最多を更新しても『やっぱりな』と思ってしまうかもしれないが、とんでもない状況だと認識してほしい。新規の感染者を一刻も早く減らさないと重症者も減らず、亡くなる人もこれから出てくる可能性がある」

年代別

感染が確認された5094人の年代別の内訳です。

10歳未満 271人
10代 468人
20代 1568人
30代 1079人
40代 824人
50代 583人
60代 164人
70代 63人
80代 49人
90代 24人
100歳以上 1人

グラフは累計のデータ

感染経路がわかっている1941人の内訳

「家庭内」 1305人
「職場内」 270人
「施設内」 93人
「会食」 51人 など

このうち「会食」では、20代の会社員の女性が友人の家で5人で食事をし、5人全員の感染が確認されたケースが報告されています。

都の担当者
「早めのお盆で親戚の家に集まったり、友人と旅行に行ったりして感染したケースが実際に報告されている。旅行や帰省は控え、人との接触をなくすことに力を入れて対策をしてほしい」

東京オリンピック・パラリンピックの関連では、外国人のメディア関係者1人、日本人の委託業者1人の合わせて2人の感染が確認されました。

入院患者3762人 重症者245人

14日時点で入院している人は3762人で、13日より35人増え、8日連続で過去最多を更新しました。
「現在確保している病床に占める割合」は63.0%です。

都の基準で集計した14日時点の重症の患者は13日より18人増えて245人で、5日連続で過去最多を更新しました。都が、現在確保している重症患者用の病床の使用率は62.5%となりました。

年代別の重症患者数

10代 2人
20代 5人
30代 24人
40代 53人
50代 90人
60代 46人
70代 21人
80代 4人

14日に死亡が発表された人はいませんでした。

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