東京都は8日、都内で新たに4066人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表し、日曜日としては最も多くなりました。1日の感染確認が4000人を超えるのは5日連続です。
年代や感染経路別の詳細です
東京都は8日、都内で新たに10歳未満から100歳以上の男女合わせて4066人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。前日7日より500人少ないものの1週間前の日曜日より1008人多く、日曜日としては最も多くなりました。
1日の感染確認が4000人を超えるのは5日連続です。
8日までの7日間平均は4037.0人で、前の週の130.0%となり、感染の急拡大が続いています。
都の担当者
「先月の4連休後からの増加が止まらず、いつピークアウトするのか予想できない。ワクチンの効果で抑えられているとはいえ、重症化リスクの高い高齢者の感染も徐々に増えてきている。帰省や旅行は中止、または延期し、人との接触機会を減らすなど、対策の徹底を改めてお願いしたい」
都内で感染が確認されたのは、24万9285人となりました。
感染が確認された4066人の年代別の内訳です。
10歳未満 188人
10代 353人
20代 1367人
30代 797人
40代 682人
50代 475人
60代 121人
70代 52人
80代 25人
90代 5人
100歳以上 1人
「家庭内」926人
「職場内」305人
「施設内」98人、
「会食」58人など
東京オリンピック関連では6人の感染が確認されました。
内訳は外国人がいずれもメディア関係者で4人、日本人が委託業者1人とボランティア1人です。
8日時点で入院している人は3517人と前日より32人増え、2日連続で過去最多を更新しました。「現在確保している病床に占める割合」は58.9%です。
都の基準で集計した8日時点の重症患者は前日より1人増えて151人で、重症患者用の病床の38.5%を使用しています。
都は、感染が確認された50代の男性1人が死亡したことを明らかにしました。
これで都内で感染して死亡した人は2311人になりました。