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土用の丑の日 うなぎ コロナ「巣ごもり需要」で変化 値段は?

  • 2021年7月28日

28日は「土用の丑(うし)の日」。新型コロナウイルスの感染拡大で外食を控える人が多い中、うなぎの販売にも変化が出ています。さらに、ことしは価格も少し下がった?気になるうなぎの動きを取材しました。

コロナの影響 テイクアウトが人気

「土用の丑(うし)の日」、水戸市のデパートでは、老舗うなぎ店のかば焼きを持ち帰る人が目立ちました。店ではふだんの20倍にあたる2000枚のうなぎのかば焼きが用意されました。
コロナ禍で、外食を控えて食事をテイクアウトする人が増えていることもあり、店の前には開店直後からかば焼きなどを買い求める30人以上が列を作りました。

 

うな重弁当
購入の男性

土用のうしの日なので、息子と一緒にうなぎを食べようと思います。年齢に負けないよう、スタミナをつけたい。

店長
石崎明美さん

栄養価が高いうなぎを食べて、コロナに負けないようスタミナをつけてもらいたい。

「巣ごもり需要」を取り込め!

流通大手のイオンは、傘下のスーパーで販売するうなぎのかば焼きについて、一般的なものより80グラムほど重い、1パックあたり200グラム以上ある商品の品揃えを増やしています。
供給量の増加でうなぎの価格が去年より安くなっていることから、ボリューム感を出すことで、家族とともに自宅でうなぎを食べる人たちの需要を取り込む狙いです。

また、外食大手向けに中国産のうなぎを加工して販売する東京・千代田区の会社では、感染拡大で取引先の販売が落ち込む中、持ち帰り需要などに対応しようと自前の通販サイトを活用しています。
このサイトは、自社で扱っているかば焼きや白焼きなどの販路を、中小の飲食店向けに広げようとことし4月に立ち上げましたが、7月に入り、土用のうしの日に向けてうな丼などのメニューを提供したいという、居酒屋などからの注文が増えているということです。

サイト運営会社 戸田育男営業本部長
「テイクアウト、デリバリーといった所に活路を見いだす飲食店への販売を強化したい」

うなぎ ことしは少し値下がり?

一時、稚魚の漁獲量が大きく落ち込んで高値となったうなぎですが、ことしは漁獲量が持ち直し、価格も値下がりしています。
国産のウナギのほとんどは、例年、11月からよくとしの4月までに漁獲された稚魚を養殖したものです。

水産庁によりますと、去年の11月からことしの4月末までに、日本や中国、台湾などで漁獲され、国内で養殖されたウナギの稚魚の量は、18.3トンでした。
これは、前の年と比べて2トン近く減ったものの、国内の不漁で高値となった3年前や2年前との比較では2割ほど増えていて、過去5年間の平均的な水準まで持ち直しています。

養殖業者で作る「日本養鰻漁業協同組合連合会」によりますと、6月の出荷価格は1キロあたりおよそ3500円で、去年の同じ月に比べて15%ほど安くなっています。

また、総務省の調査でも、6月のうなぎのかば焼きの小売価格は、東京23区の平均で100グラムあたり1152円と去年の同じ時期より5%近く安くなっていて、消費者にとってはやや買い求めやすくなっています。

うなぎかば焼きの小売価格(100グラム)
2017年6月 1160円
2018年6月 1284円
2019年6月 1320円
2020年6月 1211円
2021年6月 1152円

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