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東京コロナ感染者25日1763人 日曜日最多 “跳ね上がっている”【詳細】

  • 2021年7月26日

東京都内では25日、日曜日としてはこれまでで最も多い1763人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されました。通常、連休のときは休診などの影響で感染者数が減っていくことを踏まえ都の担当者は「跳ね上がっていて、4連休の最終日にこれだけの数が報告されたということは、市中にかなり多くの感染者がいる状況だ」と強い危機感を示しています。
年代や感染経路別など詳細情報です。

連休中にも関わらず日曜日過去最多の感染確認

東京都は25日、都内で新たに1763人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。感染が確認されたのは、10歳未満から100歳以上までの男女で、1週間前の日曜日より755人増え、日曜日としてはこれまでで最も多くなりました。1日の感染確認が1000人を超えるのはこれで6日連続です。
また、25日までの7日間平均は1453.6人で、前の週の136.1%となり、感染の急拡大が続いています。

都の担当者
「通常、連休のときは、休診している医療機関が多いため、感染者が減っていくが、25日は跳ね上がっている。感染力が強いデルタ株への置き換わりが影響している。4連休の最終日にこれだけの数が報告されたということは、市中にかなり多くの感染者がいる状況だ」

都の担当者は、強い危機感を示した上で、今も緊急事態宣言が続いているとして、不要不急の外出や都や県をまたぐ移動を自粛するなど、人と人との接触を避けて欲しいと改めて呼びかけています。

これで、都内で感染が確認されたのは19万9291人になりました。

年代別

感染が確認された1763人の年代別の内訳です。

10歳未満 82人
10代     166人
20代     574人
30代     368人
40代     305人
50代     183人
60代       49人
70代       20人
80代       12人
90代         3人
100歳以上 1人

グラフは累計のデータ

感染経路がわかっている人の内訳

「家庭内」  387人
「職場内」    93人
「施設内」    66人
「会食」       25人

東京オリンピック関連では、外国人の競技関係者3人、外国人の選手2人、日本人の競技関係者1人、日本人の委託業者1人のあわせて7人の感染が確認されました。

入院患者2632人 重症患者72人

25日時点で入院している人は、24日より6人減って2632人で、「現在確保している病床に占める割合」は44.1%です。

都の基準で集計した25日時点の重症の患者は、24日より2人減って72人で、重症患者用の病床の18.4%を使用しています。

死亡

25日、死亡が確認された人はいませんでした。

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