1. NHK
  2. 首都圏ナビ
  3. もっとニュース
  4. パブリックビューイング 都も開催中止を決定 “人流増加を招く”

パブリックビューイング 都も開催中止を決定 “人流増加を招く”

  • 2021年6月21日

東京都は、東京オリンピック・パラリンピックの期間中に都内で都などが計画していたパブリックビューイングをすべて中止することを決めました。東京オリンピック期間中に代々木公園で開催を中止したことに続く決定です。パブリックビューイングをめぐる都の動きをまとめました。

大会中のパブリックビューイング 東京都などの計画はすべて中止

東京オリンピック・パラリンピックでは、人を集めて競技の中継を観戦する「パブリックビューイング」や、競技の体験イベントや食べ物の販売なども行える「ライブサイト」というより大規模な催しが計画されていますが、コロナの感染状況を踏まえて中止する自治体が相次いでいます。
開催都市の東京都も、代々木公園の会場について6月2日、警察や消防職員などへのワクチン接種会場として使用するとして、オリンピックの期間中に予定していた開催を中止することを明らかにしています。

この会場のパラリンピック期間中の対応や、ほかの会場についての対応が注目される中で、東京都の小池知事は、東京オリンピック・パラリンピックの期間中に都内で都などが計画していたパブリックビューイングをすべて中止することを19日、記者団に明らかにしました。
一部の会場はワクチンを接種するための会場に転用することということです。

小池知事
「集合型のライブサイト、パブリックビューイングは中止をいたします。そして大会の盛り上げとして、文化など、各国が関連してまいりますので、そういったことをWEBで発信していきます。これらについても、東京オリンピック・パラリンピックを成功させていくために、さまざまな観点から必要な対策だと考えております」

開催中止で6か所の会場は

開催都市の東京都や大会組織委員会は、代々木公園の会場を含めると、都内6か所にパブリックビューイングの会場を設ける予定でした。

〇会場の転用
代々木公園…大規模接種会場
井の頭公園…ワクチン接種会場
都立大学南大沢キャンパス…大学と連携し大規模接種会場
調布駅前…市と連携し接種拡充のため使用
日比谷公園…文化・国際交流イベント等は無観客で行いWEB発信
上野公園…周辺文化施設と連携し文化発信

このうち、都と組織委員会が計画していた井の頭公園の会場は、中止や対策の徹底を求める地元の要望なども踏まえて、ワクチンの接種会場に転用します。
また、都が計画していた日比谷公園、上野公園、都立大学の南大沢キャンパス、調布駅前の会場でも中止します。

このうち都立大学南大沢キャンパスは大学と連携してワクチンの大規模接種会場に転用するほか、調布駅前の会場は地元自治体と共同で接種の拡充のために使うということです。

“人の流れの増加を招く” 各地で相次ぐ開催中止

都によりますと、都民や事業者に感染対策への協力を求めているなか、大会期間中に人の流れの増加を招くパブリックビューイングの実施は見直しが必要だと判断したということです。
東京オリンピック・パラリンピックのパブリックビューイングについては、首都圏では、23区でも開催を中止する動きが出ているほか、都外でも埼玉県や千葉県、横浜市などが中止を決めています。

ページトップに戻る