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山梨県昭和町 7回分ワクチンとれる注射器で教員にも接種開始

  • 2021年6月15日

山梨県昭和町は、新型コロナウイルスのワクチンについて、計画より多くの人に接種できるようになったとして、高齢者だけではなく保育士や小中学校の教員などへの接種を行いました。
そのカギは、ワクチンが入った容器から通常より多い7回分のワクチンをとれる注射器にありました。

ワクチン接種 “ほっとしました“

山梨県昭和町では12日から、希望する保育士や小中学校の教員などへのワクチン接種を始めました。

この日は、教員など70人あまりが接種を受けたということです。

児童館の職員
「接種を受けられてほっとしました」

 

男性教員
「安全で安心の教育環境を提供するためには、教員自身が健康でいなければならないという思いがあったので接種させていただきました」

7回分とれる注射器はメイド イン 昭和町

でもなぜこの町では、高齢者ではない人たちにワクチンを接種できたのでしょうか。その訳は、注射器にありました。

上が昭和町が使用した新しい注射器 下が一般的な注射器

一般的な注射器は、針と本体が別々になっていて、その接合部分にどうしても薬液が残ってしまいます。
ところが新しい注射器は、針と薬液を入れる本体部分が一体となっていて、注射器の中の「押子」の先端(黒い部分)が、針を埋め込んでいる付け根まで届くので余分な空間がなく薬液が残りにくいのです。
これによって、これまで昭和町で使っていた注射器だと1つの容器から6回分しかとれなかったものが、この注射器を使うと、1つの容器から7回分がとれるようになりました。

昭和町には、この注射器を製造している医療機器メーカーの「テルモ」の工場があることから、この注射器を12日から高齢者の集団接種の会場で使用しています。これによって従来の計画よりも多くの人にワクチンを打てることになり、町では希望する保育士や小中学校の教員などへの接種を始めたということです。

昭和町いきいき健康課 戸倉由紀課長
「地域のなかで密になる環境があり、どうしても不安が強いところが学校や保育園だと思います。そこでのワクチン接種を先行する事によって、従事している方だけでなく、子どもさんたちや保護者の方の安全安心につながると思います」

保育士や教員への接種は6月16日にも行われ、およそ160人が接種を受ける予定です。

 

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