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コロナのワクチン 首都圏1都3県で独自の大規模接種会場【まとめ】

  • 2021年5月27日

新型コロナウイルスのワクチン接種の加速化に向け、今週から政府の大規模接種センターが都内でも稼働していますが、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の首都圏の1都3県でも県や政令指定都市が独自に大規模接種会場の設置を決め準備を進めています。それぞれの準備状況をまとめました。

東京都 旧築地市場跡地で警視庁と東京消防庁職員に

東京都では、東京オリンピック・パラリンピックで輸送車両の拠点となる旧築地市場の跡地を活用し、警視庁と東京消防庁の職員への接種を進める方針です。

神奈川県 横浜市と川崎市が設置

●横浜市
横浜市では今年度中に65歳以上になる高齢者が全国の市区町村で最も多い97万人いて、市は、通常の集団接種や個別接種に加えて独自の大規模接種会場を設置する方針を示していました。
林文子市長は26日の記者会見で、6月6日から横浜港にある複合施設「横浜ハンマーヘッド」に会場を設置すると発表しました。

ふだん、クルーズ船の出入国管理などを行っているホールを利用して7月31日まで毎日、午前9時から午後7時まで接種を行い、期間中におよそ9万2000人に2回の接種を行うとしています。
使用するのは、アメリカの製薬会社、モデルナのワクチンで期間中は桜木町駅から無料のシャトルバスを運行するということです。

・予約開始(市の専用サイトか電話)
75歳以上 5月31日午前9時から
65歳から74歳まで 6月3日午前9時から
市は予約の電話回線を増やして対応するということです。

林市長
「希望者全員が接種できるので、焦らずに予約してほしい」

●川崎市
川崎市でも市内で今年度65歳以上となる高齢者を対象に6月7日、大規模な接種会場を開設します。会場は川崎市中原区にある「NEC玉川ルネッサンスシティホール」で、通常の集団接種のおよそ7倍となる1日あたり2000人の接種が可能です。
現在は75歳以上の高齢者の予約をコールセンターや予約サイトで受け付けていて、6月1日からは対象を65歳以上に広げていく予定だということです。

埼玉県 6月1日からさいたま市に設置

埼玉県は、6月1日から、今年度65歳以上となる県内の高齢者を対象にさいたま市浦和区の「埼玉県浦和合同庁舎」に大規模接種会場を設けます。1日あたり最大700人の接種を想定し、期間中はおよそ2万1000人に接種を行いたいとしています。

すでに5月25日から県の専用のウェブサイトで予約の受け付けを始めていて、電話での受け付けは行わないということです。

27日はリハーサルが行われ、県の職員や医師などおよそ70人が参加し、問診票に記入漏れがないか確認したあと、ワクチンの投与や接種の証明書の発行といった一連の手順を確認していました。

そのうえで待機場所が密にならないよう、いすの間隔を広めにとる対策をとっていました。

リハーサルを視察 埼玉県 大野知事
「会場を徘徊する人が出たり発熱者が来たりするなど、様々なパターンを想定して問題点を洗い出してもらった。1人でも多く、1日でも早く接種できるよう、最後の決戦になるという思いで取り組みたい」

千葉県 6月中旬めどに開始する方針

千葉県は6月中旬をめどに千葉市内に県内の高齢者を対象にした大規模接種会場を設けて運用を開始する方針を決めました。
関係者によりますと、会場は千葉市中央区にある「蘇我コミュニティセンター」を予定し、千葉大学病院などから医師や看護師を派遣してもらうなど、接種にあたる要員の確保を進めています。1日あたり数百人の接種から始め、体制が整えば1000人以上まで増やす方向で準備しているということです。

政府が5月24日に公表した都道府県別の実績によりますと、高齢者向けの接種を終えた人について去年1月時点の高齢者人口に占める割合を見ると千葉県は1回目が4.3%、2回目が0.2%と全国で2番目に低くなっていました。
県は大規模接種会場の開設で県内の市町村を支援し接種を加速させたい考えです。

熊谷知事
「県内の市町村ごとに接種の進み方の差が出てくると思われ、それをフォローするという意味で市町村にかぎらず県が接種会場を作るのは意味がある。個別接種もあわせて選択肢が増えると思う」

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