1. NHK
  2. 首都圏ナビ
  3. もっとニュース
  4. コロナのワクチン接種 小金井市は高齢者1回目30%終了 なぜ早いの?

コロナのワクチン接種 小金井市は高齢者1回目30%終了 なぜ早いの?

  • 2021年5月25日

新型コロナウイルスのワクチンの接種が各地で進んでいますが、自治体によってペースは異なります。東京・小金井市では、高齢者全体の3割を超える人が1回目の接種を終えました。また、長野県北相木村では、64歳以下の人への接種が始まり、20代も接種を受けました。

高齢者の接種 どのくらいの人が終わった?

新型コロナウイルスの高齢者のワクチン接種について、23日までに首都圏各地で接種を済ませた人の高齢者人口に占める割合は以下の通りです。

・茨城県 1回目 4.7% 2回目 0.1%
・栃木県 1回目 4.4% 2回目 0.4%
・群馬県 1回目 6.9% 2回目 0.6%
・埼玉県 1回目 4.5% 2回目 0.1%
・千葉県 1回目 4.3% 2回目 0.2%
・東京都 1回目 6.6% 2回目 0.2%
・神奈川県 1回目 4.6% 2回目 0.3%

東京 小金井市 すでに30%が1回目終了 なぜ?

こうした中、接種開始から2週間ほどで、対象の30%が1回目の接種を終えた自治体が都内にあります。東京・小金井市です。

小金井市では、市内の今年度65歳以上となる高齢者2万8000人のうち、30.4%にあたる8500人あまりが1回目の接種を終えています。

なぜ接種が進んでいるのか。市や医師会は、各自が診療所などで接種を受ける「個別接種」を重点的に進めていることが接種のスピードアップにつながっているとしています。

市内に大きな医療機関がないこともひとつの要因ですが、「個別接種」ではかかりつけ医が患者の意向をきめ細かく把握できるため、ワクチンの接種がスムーズに行いやすいということです。

このうち、「小金井メディカルクリニック」では25日、およそ70人の予約が入り、接種を行いました。

クリニックでは、患者からの接種の予約を待つだけではなく、患者の体調や次に来院する日付けを踏まえて個別に連絡をとり、希望する人の予約を確保しています。

66歳女性

2回目の接種も終わりました。自分では予約のとり方がわからなかったが、病院から連絡をくれたおかげで接種を受けられた。体調の変化やアレルギー歴も把握してもらっているので助かります。

クリニックの院長 小金井市医師会理事 三澤多真子さん
「患者に積極的にアプローチすることで、なるべくスムーズにできるだけ早く多くの人にワクチン接種を進め、新型コロナの1日も早い収束につなげたい」

高齢者への接種について市は、当初の計画を前倒ししてことし7月上旬までに2回目の接種を終えたいとしています。

人口700人余りの長野県北相木村 64歳以下への接種

また、64歳以下の人への接種が始まった自治体もあります。人口700人余りの長野県北相木村では、4月上旬に高齢者の接種が始まりました。

4月12日 初日に接種を受けた100歳の男性

届いたワクチン1箱で対象となるすべての村民が接種できる見通しで、これまでに高齢者のほか、基礎疾患のある人や医療従事者など、優先的な接種の対象となる人のほとんどが先週までに2回の接種を終えたということです。

25日からは北相木村唯一の診療所で、64歳以下の人への接種が本格的に始まりました。

村によりますと25日は20代から90代までのおよそ70人が接種を予定していて、訪れた人たちは問診のあとさっそく順番に接種を受けていました。

64歳以下の人への接種が本格的に始まるのは長野県内では初めてとみられ、村は、7月上旬には現時点で希望している村民全員の接種を終えられる見込みだとしています。

28歳男性

心臓に持病がある高齢の父と同居していて、これまでは自分が家にウイルスを持ちこまないか心配でした。とりあえずひと安心です。

35歳女性

子どもがまだ小さいのでこんなに早く接種できてよかったです。語学教室を開いているので、生徒にも安心して教室に来てもらえると思います。

ページトップに戻る