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コロナのワクチン 自治体ごとで配布数に差 東京

  • 2021年4月16日

新型コロナウイルスの高齢者向けのワクチンは、東京都内では4月26日の週と5月3日の週に新たに474箱が配分されます。一方で、当面、必要となる分を早めに確保したい区市町村と、次の配布までの間に必要な分を確保したい区市町村で考えが分かれ、配布数に差がでています。

最も多い区は47箱 最も少ない区は3箱

4月26日の週には都内のすべての区市町村に1箱配布されることがすでに決まっていて、474箱の配分が決まったことで追加で配布される数も決まりました。
ただ、その数には差があります。
23区内だと、すでに配布されることが決まっていた1箱を含めて最も多い葛飾区が47箱なのに対し、最も少ない港区、品川区、豊島区、荒川区は3箱です。

23区の配布数は以下の通りです。

●30箱以上
葛飾区(47箱)、江戸川区(38箱)、北区(31箱)

●20箱以上
足立区(24箱)、墨田区(24箱)、新宿区(21箱)

●10箱以上
世田谷区(16箱)、目黒区(14箱)、練馬区(14箱)、江東区(14箱)、千代田区(13箱)、中野区(13箱)、杉並区(10箱)、大田区(10箱)

●9箱以下
板橋区(8箱)、文京区(7箱)、渋谷区(6箱)、中央区(4箱)、台東区(4箱)、港区(3箱)、品川区(3箱)、豊島区(3箱)、荒川区(3箱) 

 

多摩地域の配布数は以下の通りです。 

●20箱以上
八王子市(27箱)

●10箱以上
立川市(18箱)、稲城市(13箱)、町田市(13箱)、日野市(12箱)、三鷹市(12箱)、国分寺市(10箱)

●5箱以上
府中市(8箱)、調布市(7箱)、狛江市(7箱)、小金井市(6箱)、東村山市(6箱)、福生市(6箱)、青梅市(6箱)、多摩市(6箱)、西東京市(6箱)、東久留米市(5箱)

●4箱以下
武蔵野市(3箱)、国立市(3箱)、東大和市(3箱)、武蔵村山市(3箱)、瑞穂町(3箱)、羽村市(3箱)、昭島市(3箱)、小平市(2箱)、新島村(2箱)

●1箱
清瀬市、日の出町、あきる野市、奥多摩町、檜原村、大島町、利島村、神津島村、三宅村、御蔵島村、八丈町、青ヶ島村、小笠原村

都によりますと、配布数はそれぞれの高齢者の人口に加えて、区市町村があらかじめ希望した数に応じて決められているため、差が出ているということです。
接種の予約状況を踏まえて、当面、必要となる分を早めに確保したい区市町村と次の配布までの間に必要な分を確保したい区市町村で考えが分かれたのではないかとしています。
都は、今後、国が配分を進めていく中で、希望数による自治体ごとのばらつきはなくなっていくとしています。

北区 51箱希望で配布は31箱

北区は、都に対し51箱を希望していましたが配布されるのは31箱に決まりました。
接種できるのはおよそ3万回分と想定していたより少なかったため、接種の対象を想定していた65歳以上から75歳以上に変更することを検討しています。

区内に75歳以上の人はおよそ4万人いますが、今回、配布されるワクチンでまずおよそ1万5000人に対し2回ずつ接種する予定です。

北区保健所 前田秀雄所長
「区の接種の体制をもとにワクチンの数を希望したが、想定より少なかった。これで配られる具体的な数がわかったので、ようやく区民に詳細なスケジュールを知らせることができる」

北区では、4月下旬をメドに接種券を配り、5月上旬から予約を受け付ける方針です。

葛飾区 最多の47箱

今回、配布されるワクチンが47箱と最も多かった葛飾区は、75歳以上の区民およそ6万6000人のうち、7割ほどの人に1回接種できる数を確保できたとして、「これで接種したい人に早めに打ってもらえることになったので、ほっとしている。少なくとも5月いっぱいは、集団接種・個別接種ともに一定の予約を受け付けることができるだろう。まずは75歳以上の多くの人に1回目を打ってもらいたい」と話していました。

豊島区 23区で最も少ない3箱

一方、23区で最も少ない3箱が配布される豊島区は、「個別接種の医療機関は大型連休中は休みが多いので、希望を出さなかったが、ここまで自治体で差が出るとは思わなかった。特別養護老人ホームでの接種に引き続き使っていく。5月10日以降もワクチンは配布されるため問題は無いが、個別接種で月に40箱くらいは接種できる体制は整っているので、次は多くのワクチンを希望したい」と話していました。

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