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東京都 小池知事“まん延防止等重点措置の要請準備に” 感染者数試算も

  • 2021年4月8日

東京都の小池知事は、「まん延防止等重点措置の要請に向けた準備に入る段階だと考えている」と述べ、都に適用するよう政府に要請する準備に入る考えを示しました。また、都は、都内の新型コロナウイルスの新規陽性者について、7日間平均が今後1.5倍のペースで増え続けた場合、早ければ4月22日に1日1000人を超えるとするシミュレーション結果を公表しました。

小池知事「まん延防止等重点措置の要請に向けた準備に入る段階」

小池知事は、7日、都庁で感染対策にあたる部署を視察し、職員に訓示しました。

小池知事
「都内の新規陽性者数の7日間平均は400人を超え、厳しい状況だと認識しないといけない。国に対してまん延防止等重点措置の要請に向けた準備に入る段階だと考えている」

さらに小池知事は「危機の状況についてはスピード感が必要となってくる。より高い感染力もっている変異株が広がっているということで、東京でも急激な感染拡大、感染爆発を引き起こさないとはいえない。危機をできるだけ早く探知したうえでさまざまな効果的な対応策をうっていきましょう」と呼びかけました。

都が感染状況をシミュレーション 22日に1000人超の予測も

都内の新型コロナウイルスの感染状況について都は、新規陽性者やその増加比などをもとに、今後の感染状況をおおまかにシミュレーションしました。

都内の新規陽性者数の7日間平均を前の週と比べた増加比は、7日の時点で115.6%、つまり前の週に比べ1.15倍となっています。

〇1.5倍で増加の場合
6日時点で397人だった7日間平均が、今後、1.5倍のペースで増え続けた場合、およそ2週間後の4月22日には1日1000人を超え、1004人にのぼるとしています。
さらに、5月上旬には2000人を、さらに中旬以降には4000人をそれぞれ超えるとしています。

〇1.2倍で増加の場合
一方、増加のスピードが7日時点をやや上回る1.2倍の場合は、1000人を超えるのは5月12日と推計しています。

〇1.1倍で増加の場合
7日時点よりも増加スピードがやや抑えられた1.1倍のペースだと、1000人を超えるのは6月13日になると推計しています。

政府に要請する基準や数値は?

視察のあと小池知事は記者団の取材に応じました。記者団にまん延防止等重点措置について、政府に要請する具体的な基準や数値を問われると次のように述べました。

小池知事
「関西圏の数字の動きを見ていると、かなり速いということも参考にしていく必要がある。緊急事態宣言の解除が、東京など首都圏とは3週間のタイムラグがあることを考慮しても、判断すべき段階にいると考えている」

さらに、小池知事は、「西村経済再生担当大臣も、『関西との交流は控えてほしい』と言っている。新入生など人の動きがある季節だが、どうやって抑制するかはこれから重要だ」と述べ、関西圏との往来を控えるよう呼びかけました。

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