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交通事故の危険性があるバス停 全国で1万か所あまり 国交省

  • 2021年3月22日

横断歩道をまたいでバス停に止まるバス。3年前、横浜市で横断歩道をふさいだバスを避けようと、道路を渡っていた女の子が車にはねられ死亡した事故があり、これをきっかけにバス停の設置位置が問題となりました。
このように横断歩道や交差点の近くにあり交通事故の危険性があるバス停を国土交通省がまとめたところ、全国で1万か所にのぼることがわかりました。

横断歩道ふさぐバス 避けた児童はねられる

3年前の11月、横浜市の交差点で女子児童が車にはねられて死亡した現場です。

2018年11月

事故では、バス停に止まった路線バスが横断歩道をふさいだため、児童がそれを避けて交差点を渡り事故になったことから、バス停の設置位置が問題となりました。

全国40万か所のバス停調査 危険性ありは1万195か所

このため国土交通省は、横断歩道や交差点のすぐ近くにあり、交通事故の危険性があるバス停を、おととしから各地のバス会社などを通じて調査し、全国のバス停およそ40万か所の結果をまとめました。

その結果、事故の危険性があるバス停はあわせて1万195か所にのぼり、危険度に応じて3段階に分類しました。

【Aランク 1615か所】
このうち最も危険性が高いAランクは停車したときに車体が横断歩道にかかるバス停、過去3年以内に人身事故が発生したバス停で全国に1615か所ありました。
このうちの一つが、東京大田区にあるバス停です。ここに止まったバスの後ろの部分が横断歩道をふいでしまっているのがわかります。

【Bランク 5660か所 Cランク2920か所】
また、停車したときに車体が交差点にかかるか、横断歩道から5メートル以内となるBランクのバス停が5660か所でした。

4月に移設予定

このうち東京・品川区にあるバス停は、T字の交差点にかかる位置にあることがわかります。このバス停は、4月に移設される予定です。

また交差点から5メートル以内などCランクのバス停が2920か所ありました。

国土交通省は、地元の自治体や警察、バス会社などとバス停の移設や廃止などを協議して対策を進めるとともに、調整には時間がかかることから、歩行者に注意を促すよう求めています。

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