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飲食店利用 宣言初期に比べ69%余り増加 18日の人出も増加

  • 2021年3月19日

緊急事態宣言が21日で解除されますが、首都圏の1都3県で18日までの1週間に飲食店を利用した人は、宣言が出た最初の週に比べて69%余り増加したという調査結果がまとまりました。解除決定の18日の人出は増加しているところも多く、東京都の小池知事は「『解除』という2文字でさらに人の流れが増えていくことが心配される」と警戒しています。

飲食店利用 緊急事態宣言が出た最初の週に比べ69.2%増加

緊急事態宣言が出ている首都圏の1都3県で、18日までの1週間に飲食店を利用した人は、宣言が出た最初の週に比べて、69%余り増加したという民間の調査結果がまとまりました。

飲食店に予約や顧客管理のシステムを提供している東京のIT企業「トレタ」は、緊急事態宣言が出ている首都圏の1都3県のおよそ3000店について、来店客の人数などを調べています。

それによりますと、18日までの1週間の来店客の数は、緊急事態宣言が出た最初の週に当たる1月14日までの1週間に比べて69.2%増加したということです。

緊急事態宣言が出て2か月が経過する中で、外食を控える動きが弱まったことがうかがえます。また、来店客の数は前の週に比べますと、11.7%増えたということです。

●時間帯別
・午前11時から午後5時まで・・・9.5%増加
・午後5時から午後8時まで・・・14.1%の増加
・午後8時から翌日の午前0時まで・・・10.8%の増加
→すべての時間帯で前の週より増加

調査した会社
「土日を中心に少人数での利用が増えている。21日で緊急事態宣言が解除される1都3県では、飲食店の時間短縮の要請が1時間遅い午後9時までになるので、夜の利用客が増えていくのではないか」

解除決定の18日の人出 渋谷区やさいたま市で増加

緊急事態宣言が21日で解除されることが決まった首都圏の1都3県の18日の人出は、東京 渋谷区やさいたま市で日中・夜間とも先週までの4週間の平均と比べて増加しました。

NHKは、IT関連企業の「Agoop」が利用者の許可を得て個人が特定されない形で集めた携帯電話の位置情報のデータを使って、緊急事態宣言が出ている東京、埼玉、千葉、神奈川の主な地点の人出を分析しました。

分析した時間は日中が午前6時から午後6時まで、夜間が午後6時から翌日の午前0時までです。

それによりますと、18日の日中の人出は先週までの4週間の平日の平均と比べて、大宮駅付近で17%増加したほか、渋谷スクランブル交差点付近で15%、千葉駅付近で9%増加しました。一方、横浜駅付近は7%、東京駅付近は5%、それぞれ減少しました。

夜間は大宮駅付近で16%増加したほか、渋谷スクランブル交差点付近で12%、東京駅付近で6%、横浜駅付近で3%増加しました。千葉駅付近は1%の増加とほぼ同じ水準でした。

小池都知事「『解除』という2文字で人の流れ増えること心配」

東京都の小池知事は19日の記者会見で「都内の感染状況は芳しくなく依然として厳しい。人の流れがずいぶん増えている」と述べました。そのうえで「『解除』という2文字でさらに人の流れが増えていくことが心配される。改めて対策を徹底してほしい」と述べ、解除後も不要不急の外出を自粛するなどの協力を呼びかけました。

また、3月末までの継続が決まっている飲食店などに対する営業時間の短縮要請について、4月以降の対応をいつごろ決めるのか質問されたのに対し、小池知事は「新年度でさまざまなイベントや行事を気にかけている人が多いことは承知している。できるだけ早めに決めていければと思うが、ひとえに感染を抑えられるかにかかっている」と述べました。

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