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店主の人柄をポスターに!埼玉県飯能市の商店街

  • 2021年2月19日

「将来、地球を救うのはこの子かもしれない」「生きてりゃゆがんでくる にんげんだもの」
こんなキャッチコピー付きのポスターが、埼玉県飯能市の商店街に掲示されています。新型コロナウイルスの影響で売り上げが減少している商店街を元気づけようと、店主の人柄などがうかがえるユニークなポスターを作成し、PRする取り組みです。みなさんは、どのポスターがお気に入りですか?

力作ぞろいの50種類のポスター

こちらは鮮魚店のポスターです。店主と店員が体で漢字の「命」を表現し鮮度が命だとPRしながら、「もちろん私たちピッチピチ」というキャッチコピーを加えておちゃめな一面ものぞかせています。

また、玩具店のポスターは、店主が戦隊ヒーローの人形を買いに来た男の子を前に驚いた表情を浮かべていて、「将来、地球を救うのはこの子かもしれない」というコメントが添えられています。

整骨院のポスターには「生きてりゃゆがんでくる にんげんだもの」というキャッチコピーがついています。

この取り組みは、新型コロナウイルスの影響で客足が減少する中、目を引くポスターで店をPRすることで若い子育て世代などにも商店街に足を運んでもらうと、飯能市内の3つの商店街でつくる商店街連盟が市の補助金を活用して行いました。

ポスターの作成は、地元から採用したデザイナー5人とカメラマン5人に依頼し、5つのペアが50店舗を回りました。

このうち、そば店で行われた撮影では、デザイナーが調理場を戦場に例えて表現するため、店主に目に力を込めてポーズをとるよう声をかけていました。

こうして完成した50種類のポスターには、キャッチコピーが添えられ、今月2日から、それぞれ店に貼り出したり額縁に入れて店先に展示したりしています。

どれも店の雰囲気や店主の人柄などがうかがえる力作です。

ポスターづくりに携わったデザイナーの男性は「店主とお客さんの会話が増えるものにしようと心がけました。商店街に笑顔があふれる企画になればうれしいです」と話していました。

商店街の一角ではすべてのポスターを掲示していて、訪れた人たちは足を止めて見入っていました。

4年ほど前に市内に引っ越してきたという20代の女性は「楽しい気持ちになります。商店街は子どもとの散歩コースなので、お店に行ってみようというきっかけになります」と話していました。

この企画を発案し商店街連盟と一緒に取り組んでいる岡本恒介さんは「まずは店主と話してもらい、常連さんが1人でも増えたらうれしいです。今後も商店街が活気づく取り組みを続けていきたいです」と話していました。

ポスターは今月いっぱい掲示され、期間中に気に入ったポスターを投票した人の中から、抽選でポスターのある店で使える商品券が当たるイベントも行われています。

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