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震度6強地震 関東甲信越は最大震度5強 けが16人

  • 2021年2月14日

13日夜、福島県と宮城県で震度6強の揺れを観測する大きな地震があり、関東甲信越では、栃木県で震度5強を観測したほか、茨城県、栃木県、埼玉県で震度5弱を観測しました。今回の地震で関東甲信越では14日午後5時現在、あわせて16人がけがをしたことが確認されています。

関東甲信越 栃木県で震度5強

13日午後11時7分ごろ、福島県沖を震源とするマグニチュード7.3の地震がありました。
関東甲信越の各地の震度です。
▼震度5強 
栃木県 高根沢町 那須町
▼震度5弱 
茨城県 日立市 土浦市 常陸太田市 笠間市 常陸大宮市 那珂市 筑西市 鉾田市 城里町 東海村
栃木県 大田原市 那須烏山市 那珂川町
埼玉県 加須市
このほか、関東甲信越の広い範囲で揺れを観測しました。

この地震でこれまでのところ、関東甲信越ではあわせて16人がけがをしたということです。

栃木県 けが7人


栃木県によりますと、昨夜の地震で、県内では、7人がけがをしました。このうち宇都宮市では、30代と80代のいずれも女性2人が転んで軽いけがをして、救急搬送されたほか、那須町では、女性1人が足に軽いすり傷を負ったということです。那須烏山市では、90代の男性がベッドから落ちて、太ももをけがして、骨折の疑いがあるほか、80代の女性は、地震直後に自宅から屋外に出ようとしたところ転んで、足首と肩の関節を痛める軽いけがをしたということで、2人はいずれも病院に運ばれました。また、栃木市では、80代の男性が停電している自宅で転び腰の骨を折るけがをしたほか、70代の男性が地震直後に自宅から外に出ようとした際に転んで、額を打つ軽いけがをしたということです。

 

茨城県 けが3人

茨城県によりますと、震度4の揺れを観測した茨城県桜川市で自宅にいた90代の男性の額に壁から落ちてきた額があたり出血したほか、同じく震度4の揺れを観測した龍ケ崎市でも自宅にいた20代の女性が落ちてきた物で頭にけがをしたということです。
また、震度5弱の揺れを観測した土浦市を管轄する消防本部によりますと、地震に驚いた20代の女性が呼吸が苦しいと訴え、病院に搬送されたということです。いずれも命に別状はないということです。

千葉県 けが2人


千葉県によりますと、震度4を観測した浦安市で50代の女性が地震に驚いて家の外に出ようとしたとろ、一時的に意識を失い、病院に搬送されました。その後、意識は回復し、大きなケガはないということです。また、震度3を観測した君津市で、13日夜、80代の女性が地震に驚いて自宅で部屋の明かりをつけようとした際に転倒して足の付け根の骨を折る大けがをし、病院に運ばれて入院したということです。
 

埼玉県 けが2人


埼玉県によりますと、震度4を観測した東松山市で80代の女性が地震の際に階段から落ちて重傷だということです。また、震度3を観測した越谷市では70代の女性が自宅で階段から転落し、肩を打つ軽いけがをしたということです。

神奈川県


横浜市によりますと、震度4の揺れを観測した戸塚区の84歳の女性が自宅で転倒し、壁に頭をぶつけて病院に搬送されたということです。けがの程度は軽いということです。

群馬県


群馬県によりますと、渋川市で80代の女性が地震に驚いてベッドから落ち、頭を打つなどして軽いけがをしたということです。

停電

東京電力管内では今回の地震の影響による停電が一時、80万戸を超えましたが、朝までに全域で復旧しました。

エレベーター 茨城県内2600台一時停止

今回の地震の影響で、水戸市にある複数のエレベーターの管理会社にNHKが取材したところ、県内でホテルやマンション、商業ビルのエレベーターが、安全装置が作動するなどして停止するケースが相次いだということです。
このうち、日立ビルシステムの支店によりますと、地震直後には、管理している県内のエレベーターおよそ5000台のうち2600台が停止しました。
「エレベーター内に人が閉じこめられた」などの連絡はないということです。
この会社では従業員を派遣するなどしてエレベーターの復旧作業を進めていますが、すべて復旧できるめどはたっていないということです。
日立ビルシステムの担当者は「茨城県内でここまでの規模でエレベーターが停止するのは東日本大震災以来だ」と話しています。

気象庁 「今後1週間程度 最大震度6強程度の地震に注意」

気象庁の鎌谷紀子地震情報企画官は14日午前1時10分から記者会見を開き「揺れの強かった地域では、家屋の倒壊や土砂災害などの危険性が高まっている。今後の地震活動や降雨の状況に十分注意し、やむを得ない事情が無いかぎり、危険な場所に立ち入らないなど身の安全を図るよう心がけてほしい。今後1週間程度は、最大震度6強程度の揺れを起こす地震に注意してほしい」と呼びかけました。

「東日本大震災を引き起こした巨大地震の余震か」
また今回の地震について「平成23年・2011年に東日本大震災を引き起こした巨大地震の余震と考えられる。余震が起きている範囲では地震活動は全体として徐々に低下する傾向にあるが、年間の発生数は巨大地震の前よりも多い状態が続いている。引き続き注意が必要だ」と述べました。

「2日から3日程度 強い揺れの地震発生すること多い」
そのうえで「昨夜11時すぎに震度6強の揺れを観測したマグニチュード7.3の地震のあと、午前0時40分までに震度1以上の揺れを観測した地震が12回発生している。特に地震発生後、2日から3日程度は強い揺れをもたらす地震が発生することが多くある」として注意するよう呼びかけました。

「暗い中で動くことは危険 片づけは明るくなってから」
そして「震源の深さから陸側のプレートの下に沈み込む海側のプレートの中で起きた地震とみられる。マグニチュード7.3と規模が大きく、震源が55キロと深かったため広い範囲で強い揺れになった」と述べました。
また、地震の発生が深夜だったことをふまえ「暗い中で動くことは危険だ。片づけなどはある程度明るくなってからするようにしてほしい」と呼びかけました。

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