1. NHK
  2. ちかさとナビ
  3. 首都圏 News Up
  4. コロナワクチン集団接種 東京23区の準備状況【1月27日】

コロナワクチン集団接種 東京23区の準備状況【1月27日】

  • 2021年1月28日

新型コロナウイルスのワクチン接種に向けて、政府は27日、川崎市で、全国初となる集団接種を想定した訓練を行いました。前例のない大規模な事業に向けて、東京23区の準備はどうなっているのか、課題は何か。1月27日時点での状況をまとめました。

千代田区  中央区  港区  新宿区  文京区  台東区  墨田区  江東区  品川区  目黒区  大田区  世田谷区  渋谷区   中野区  杉並区  豊島区  北区  荒川区  板橋区  練馬区   足立区  葛飾区  江戸川区

 

【千代田区】

<接種会場>
・2つの接種会場を設ける方向で調整中
・医療機関での接種も検討
<冷凍庫>
4台から5台設置予定
<ワクチン対策部署>
5人体制
<課題>
・会場や人員、クーポン券の発送準備のため、いつ、どのくらいのワクチンが入るのか、遅くとも2月中旬までには情報がほしい
・医師や看護師の体制によっては会場を開く時間帯を見直す必要がある
・区のシステムを使うべきか見極めたいので、国の予約システムで何ができるのか早く知りたい

 

【中央区】

<接種会場>
未定
<冷凍庫>
まだ詳細を把握できていない
<ワクチン対策部署>
4人体制
<課題>
・ワクチンが供給される時期や量がわからないため、決められないことが多い
・医療機関での個別接種なら体調が悪くなった人にすぐに対応できるものの、ワクチンの保管場所が課題

 

【港区】

<接種会場>
調整中
<冷凍庫>
・16台設置予定
・国と都に1台ずつ追加を要望
<ワクチン対策部署>
7人体制
<課題>
・医療従事者を確保できるか不透明
・ワクチンの供給量と区民の予約の数がリンクしたシステムになっていないため混乱するおそれがある。例えば、クーポン券にQRコードを付けて読み取ることで、リアルタイムで接種した人数を把握できるような仕組みが必要だと思う

 

【新宿区】

<接種会場>
接種会場と医療機関を両方使う方向で調整中
<冷凍庫>
20台程度設置予定
<ワクチン対策部署>
10人体制
<課題>
・医療機関が忙しく、人員の確保が難しい
・ワクチンの供給量が少なかった場合、用意した会場をすべて開けられるか判断が必要

 

【文京区】

<接種会場>
複数の医療機関に打診中
<冷凍庫>
・4台設置予定
・区でも数台購入予定
<ワクチン対策部署>
8人体制
<課題>
・医療機関での接種を目指している。国には自治体の具体的な接種事例をモデルとして提示してほしい

 

【台東区】

<接種会場>
調整中
<冷凍庫>
・未定
・国からは月に2台程度、配布予定と聞いている
<ワクチン対策部署>
5人体制
<課題>
・情報が乏しく、具体的な会場の規模や医療従事者の数の想定が立てづらい
・ワクチンの保管の難しさから、多くの会場で接種を実施するのは困難と考えている

 

【墨田区】

<接種会場>
・区役所など4つの接種会場を設ける方向で調整中
・救急病院など7つの医療機関での接種も調整中
<冷凍庫>
・20台設置予定。このうち区で3台確保済み
<ワクチン対策部署>
5人体制
<課題>
・土地柄、敷地の広い病院が少なく、換気や動線の確保が難航するとみられる
・高齢者や基礎疾患のある区民への集団接種のあとは個別接種に移行したい

 

【江東区】

<接種会場>
調整中
<冷凍庫>
調整中
<ワクチン対策部署>
設置予定

 

【品川区】

<接種会場>
調整中
<冷凍庫>
24台設置予定
<ワクチン対策部署>
6人体制

 

【目黒区】

<接種会場>
・3つの接種会場を設ける方向で調整中
・5つの医療機関で調整中
<冷凍庫>
7台を設置予定。このうち区で5台確保済み
<ワクチン対策部署>
10人体制
<課題>
・保健所業務がひっ迫する中、さらに業務負担が増す
・連携施設へのワクチン移送について、医療機関との調整が必要
・接種情報の管理について、マイナンバーの取り扱いが不明確

 

【大田区】

<接種会場>
調整中
<冷凍庫>
回答控える
<ワクチン対策部署>
10人余り
<課題>
・どのくらいの量のワクチンが来るかわからず、すべてが仮定で動いていて、会場の規模や人の手配も変わってくるおそれがある
・ワクチン承認のタイミング、海外から確保する量など、見通しを細かく教えてほしい

 

【世田谷区】

<接種会場>
調整中だが、接種会場と医療機関の両方を想定
<冷凍庫>
54台設置予定
<ワクチン対策部署>
6人
<課題>
・財源の見通しが立っていない中でのタイトなスケジュールで、体制確保が難しい
・ワクチンの受け取りと保管に専門職が必要かどうか
・新しいシステムや予防接種台帳に接種実績を反映する事務作業量が膨大
・医療機関からの接種実績がリアルタイムに把握できない
・膨大な予診票を収納するスペースの確保が困難
・施設入所の高齢者や障害者、在宅の療養者など会場へ行くことが困難な区民への対応

 

【渋谷区】

<接種会場>
調整中
<冷凍庫>
まだ詳細を把握できていない
<ワクチン対策部署>
5人体制
<課題>
・冷凍庫を設置する医療機関に依頼する業務内容などが見えない
・国の新システムと既存の予防接種システムとの連携などが課題

 

【中野区】

<接種会場>
・15の区民活動センターを順番で開いていく方向で調整中
<冷凍庫>
まだ詳細を把握できていない
<ワクチン対策部署>
2人体制。増員を計画
<課題>
・ワクチンの種類によって取り扱うことができる医療機関の数に差が出ることが想定される

 

【杉並区】

<接種会場>
・2つの接種会場で調整中
・10の医療機関でも調整中
・いずれも4月初めを予定
<冷凍庫>
35台設置予定
<ワクチン対策部署>
9人体制
<課題>
・接種会場における医師、看護師の確保。1つの会場で、どのくらい接種を行えるのか未定

 

【豊島区】

<接種会場>
・調整中
<冷凍庫>
16台設置予定
<ワクチン対策部署>
7人体制
<課題>
・大規模医療機関が少ないため、医療従事者の確保が困難
・接種会場が増えた場合、職員の配置を流動的に検討しなければならない

 

【北区】

<接種会場>
医療機関での接種を重視し、接種会場も設ける方向で調整中
<冷凍庫>
21台設置予定
<ワクチン対策部署>
4人体制
<課題>
・接種済みの人の情報がリアルタイムで更新されないと、情報管理が難しい
・ワクチンの量が分からないため、準備する会場や医療従事者が余ることが懸念
・ワクチンの取り扱いなどに詳しい専門職がいない
・多くの医療機関で接種する体制にしたいので、冷凍庫がもっとほしい。ドライアイスでどれだけ品質を保てるのか不安

 

【荒川区】

<接種会場>
・大規模な接種会場を調整中。65歳以上は接種会場で受けてもらうように調整中
<冷凍庫>
10数台設置予定
<ワクチン対策部署>
15人体制
<課題>
・十分なワクチン量が供給されれば、大規模な会場を使って、国が示したスケジュール通りに進められる
・現状は、想定で進めるしかなく、説明にも苦労しているので、情報が早くほしい
・ワクチン保管の電源をどうするか。移送方法も今後、変更がないか注視していきたい

 

【板橋区】

<接種会場>
・未定だが、接種会場と医療機関の両方を想定
<冷凍庫>
35台設置予定
<ワクチン対策部署>
7人体制
<課題>
・区民からの予約は電話とネットでできるよう調整中だが、回線が足りるか
・クーポン券の印刷のめどは2月半ばと考えていて、それまでに接種会場一覧が載せられるか。区のホームページでの周知となると、高齢者が確認できるとは限らない
・いつ、どのくらいワクチンが来るのか分からないと動けないことが多い

 

【練馬区】

<接種会場>
調整中
<冷凍庫>
・44台設置予定
・今後、区でも5台購入予定
<ワクチン対策部署>
12人体制
<課題>
・コロナ患者対応もある中、医療従事者や区の職員を十分に確保できるか
・ワクチン保管は、厳重な温度管理、小分け、移送が求められ、実施手順を整理する必要がある
・医療機関での接種時、なるべく余りを出さないための運用を検討する必要がある

 

【足立区】

<接種会場>
毎週、小中学校などのうち40の会場を開く予定
<冷凍庫>
42台設置予定
<ワクチン対策部署>
10人体制
<課題>
・スケジュールや体制は想定で組んでいるため、ワクチンが予定通り届かなければ事業自体が崩れてしまう
・現在の計画では、来年度中に区民の半数にあたる35万人に接種する想定すべての区民へ接種するということになると会場と医療従事者が倍必要になり、現実的に厳しい
・予診票が会場での記入になるため、高齢者が滞留したり、予定より時間がかかったりする懸念がある

 

【葛飾区】

<接種会場>
調整中
<冷凍庫>
4台設置予定
<ワクチン対策部署>
8人体制
<課題>
・具体的な情報がないため規模感がわからず、具体的な準備に移行できない
・保健所の職員の疲労が頂点に達する中、どのように人材を確保するか

 

【江戸川区】

<接種会場>
調整中
<冷凍庫>
42台設置予定
<ワクチン対策部署>
・10人体制
・他にもOBなどの応援職員
<課題>
・ワクチンの供給時期が不明なため、医療従事者を確保する見通しが立てづらい
・人口規模が大きいため、必要な医療従事者が膨大
・冷凍庫を設置する医療機関の確保が難しい
・小分けしたワクチンの管理台帳の作成など事務作業が負担
・体育館に冷蔵庫を設置する場合、ワクチンの温度管理が難しい
・接種情報を管理する国の新しいシステムの導入の見通しが立っていない
・ワクチン接種事業は、全額を国が負担するとしながら、上限が設置されていて、区の持ち出しが懸念される
・区の職員にかかる人件費が補助金の対象外になっている

 

ページトップに戻る