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新型コロナ 第3波 年末年始を控え生活の注意点は

  • 2020年11月27日

感染拡大が続く中、政府の分科会は11月25日、3週間程度の短期間に集中してさらに強い対策を求める提言を出しました。例年だとクリスマスや年末年始を控え、出かけたり人が集まったりする機会も多くなりますが、私たちは生活の中で、何にどう気をつければよいのでしょうか。感染症学が専門の国際医療福祉大学の松本哲哉教授に聞きました。

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普段の外出について

「外に出ること自体、いきなり感染リスクというわけではない。外に出てどれくらい人と接触があるかが問題となる。あえて3密の所に行かないのであれば、生活のスタイルを極端にかえなくていいのではないか」 

通院について

「外来の待合が混んでいて長い時間そこにいるのが心配だというのはよくわかる。リモートで診療もある程度可能になっているが、混んでいる状況であれば、時間をずらすとか、薬を処方する期間をいつもより長くしてもらい病院にいく回数を減らすとかの工夫をする。感染がこわいから薬もないのに病院に行かないというのは避けてほしい」 

忘年会について

「感染リスクが高まるのでできるだけ避けた方がよい。どうしても開催する際は、なるべく人数を少なくして、普段あっている人どうしで会うこと。換気のよい環境で、席をひとつあけて座るなど十分に間隔を取ること。会話の時だけはマスクを着用すること。1時間くらい食べて会話は30分くらい、90分以内におさめ切り上げること」

年末年始の帰省について

「個人個人の判断によるが、もしこのまま感染者数が減る傾向になく、ある程度、増え続けるような状況ならば、帰省は断念した方がいい。移動中に感染するというよりは行った先での感染するリスクの方が高い。マスクは常時つけたままで帰省して、実家でお年寄りなどにうつさないために家の中でもマスクするなど十分に配慮を」

いま必要な行動は?

「感染者数が過去最多になるという事態を繰り返しても、社会や人の動きがあまり変わっていない。感染症に対して慣れが生じている。第1波や第2波に比べると第3波は深刻だ。今の時点でも高齢者の感染者が多く、重症化リスクも高まり医療現場のひっ迫にもつながっていく。感染の急拡大を防ぐには、いまが大事な時期なので、個人個人が接触の頻度を減らすことを真剣に考え、緩んでいることを自覚して今まで以上に慎重に行動してほしい」
 

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