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大量のハマグリ九十九里浜に 専門家“本当に驚いた”

  • 2020年11月18日

11月中旬以降、千葉県の九十九里浜の海岸にハマグリが大量に打ち上げられているのが見つかっています。専門家は、「ハマグリが大量に打ち上げられる事例は聞いたことがなく本当に驚いた」と話しています。また、地元の漁協ではハマグリを勝手に持ち帰らないよう呼びかけています。

大量のハマグリ累々と

こちらが大量に打ち上げられたハマグリです。

千葉県九十九里町の漁協によりますと今月10日ごろから朝、九十九里浜の海岸で見つかっているということです。18日も九十九里町の海岸では、波打ち際の周囲一面に大量のハマグリが打ち上げられていて地元の漁業者らおよそ15人が集まって状況を確認していました。
漁協によりますと、この現象は周辺のおよそ10キロ以上の範囲で起きていると見られるということです。

地元の男性

「過去に台風などで海が荒れたときに打ち上げられることはよくあるが、1週間ぐらい前から毎日打ち上げられている」

専門家 “本当に驚いた”

大量のハマグリが千葉県の九十九浜に打ち上げられていることについて、千葉県立中央博物館の黒住耐二上席研究員は、はっきりとした原因は分からないとした上で次のように話しています。

「現場は見ておらず、映像で確認しただけだが、本当に驚いた。ホッキ貝などでは報告はあるが、ハマグリが大量に打ち上げられる事例は聞いたことがない。あくまで推測になるが、水温の変化などでハマグリが弱り、海底の砂の中から出てきたところに、強めの波が来て打ち上げられたのではないか。打ち上げられているのが大きなハマグリばかりなのも不思議だ。ただ、人間でも大人と子どもで環境への対応力が違うように、ハマグリも大きさによって影響の変化の受け方が違う可能性はあるので、大きなものだけが影響を受けるような変化が起きたのかもしれない。逆に、いろいろな大きさのハマグリが打ち上げられていたけれども、小さなものは波が引く際に海に戻されて、大きなものだけが残ったのかもしれない」

漁協 “ハマグリをとらないで”

九十九里浜全域には漁業権が設定されていて、ハマグリは一般の人が許可なくとることは禁止されていますが、中には持ち帰ってしまう人もいるということで、漁協では海岸をパトロールしてハマグリを勝手にとらないよう呼びかけています。打ち上げられたハマグリは漁協が保護し、沖合に戻すことにしています。
 

 

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