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“子どもの生活は守りたい” 新型コロナで仕事なく…

  • 2020年4月20日

新型ウイルスの影響で働き口を失った40代の女性。
2人の子どもを育てるシングルマザーです。

4月から貿易会社で働く予定でした。
しかし、直前になって採用を見送るという連絡が届きました。「感染拡大の影響」と伝えられました。

「もう落胆、本当に落胆でしたね。これからどうなるんだろうという不安もあります。どうしよう、この先…」

いま、女性は失業保険と貯金で生活しています。
求人サイトで職を探していますが、正社員だけでなく契約社員に広げても、多くの企業が採用を控え始めた現在、求人はほとんど見つかりません。

「求人も、ほぼほぼ無いような状態です。焦りもあって、行動しないと何も変化しないので、自分の気持ちを就職活動に持っていくようにしています」

家族3人の1か月の生活費は、家賃を含めて20万円。このままでは3か月ほどで貯金が底をつきます。
この日の昼食は、サバの缶詰を使ったパスタでした。

材料はNPOから無料で譲り受けました。
消費期限が近い食材を配布するサービスを探し出し、食費を切り詰めています。
お菓子なども子どもが喜ぶため、助かるといいます。

「本当にどうしたらいいんでしょう。なるべく子どもに影響が出ないかたちで回避できればと思っているんですが。生きていくしかないので、ひたすら仕事を探すという行動を続けるしかないと思っています」

経済的打撃 リーマンショック以上

厚生労働省によると、新型ウイルス感染拡大の影響で解雇や雇用を打ち切られた人は、全国で1974人に上ります。(4月16日現在)
把握できていない数も多いと考えられるので、実際にはこれ以上の人がいると考えられます。

仕事や住まいを失った人など生活に困窮している人を支援している一般社団法人「つくろい東京ファンド」の代表理事の稲葉 剛さんは今回は2008年のリーマンショック以上の打撃だと話しています。

「内定取り消しや雇い止め、給与の大幅カットといった相談が、労働問題を取り組む団体に殺到している。リーマンショックの時は製造業を中心とした工場の労働者が派遣切りにあっていたが、それに比べ今回は、より幅広い業種で、また働き方も自営業、フリーランスなど様々な形態に及んでいる。大きな経済的打撃になっている」

 (首都圏情報ネタドリ! 4月17日放送)

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