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カウントダウン2020 サーフィンで移住者を増やせ!~千葉 一宮町~ 7月9日

東京オリンピックで初めて正式種目に採用されたサーフィン。

決められた時間内で波に乗って技を決め、その難易度や斬新さを審査員が採点し、勝敗が決まります。

会場となる千葉県一宮町では、今、オリンピックを機にサーフィンで移住者を増やしていこうとしています。

 

“波”に魅せられて サーファーたちが移住

千葉県一宮町の釣ヶ崎海岸は、1年を通して、サーフィンに適した力強い波が楽しめるため、サーファーたちの人気を集めています。

この波に魅せられ、町に移住する人が増えています。

移住してきた男性は「僕は地元は関西ですが、うまい人たちも集まってくる道場なので。刺激を求めて」と話していました。

 

家族連れで移住してくる人も多く、幼いころから、サーフィンに熱中する子どももいます。

 

一宮町がオリンピックの会場になることが決まった3年前から、町への転入者は急増。昨年度は初めて1000人を大幅に超えました。

町では、オリンピックを、さらに移住者を増やすチャンスと捉えています。

一宮町企画課の高橋克佳さんは、「本当にありがたい話で運が良かった。サーフィンを軸に町が発展できれば」と話しています。

 

サーフィンをしながら生きる幸せ 魅力を全国発信!

町では、「サーフィンの町に住む魅力」を伝える動画を作成し、ホームページなどで全国に発信しています。

実際に移住した人たちの「住んで良かったこと」も紹介しています。

「サーファー100人に聞きました」というアンケートのコーナーでは「波が良いとその日がハッピーになる」と答えた人が88パーセント。

「あいさつが増える」と答えた人が88パーセントなど、サーフィンをしながら生きる幸せを伝えています。

 

サーファーのための不動産物件も

サーファーのための物件を専門に扱う地元の不動産会社も、移住の促進に貢献しています。

シャワールームが直接玄関に直結し、濡れたままで入れるウェットフロア。

玄関の横には部屋に入る前に使えるシャワー室。サーフボードを置くスペースもあります。

オリンピックを前に全国から問い合わせが急増しているそうです。

不動産会社の代表取締役の佐々木真さんは「子どもをプロサーファーにしたいとか、子育てをしながらサーフィンを楽しみたいというファミリー層が非常に増えている印象です」と話していました。

 

オリンピック出場の期待がかかる選手も

この町で育ったサーファーたちも町を盛り上げていきたいと意気込んでいます。

プロサーファーの大原洋人さん、22歳。東京オリンピック出場の期待のかかる選手です。

得意技は、鋭いターン、波から跳び上がるエア。ダイナミックな技を繰り出します。

 

大原さんの父親もサーフィンをするために東京から移住してきました。

8歳でサーフィンを始めた大原さんは、中学生の時に全日本選手権で優勝するなど早くから頭角を現しました。

 

大原さんは地元開催のオリンピックで自分が活躍することが、町の活気につながると考えています。

「サーフィンでこの町をもっともっと変えていけたら。まずオリンピック、現地に足を運んで生でサーフィンを見てもらいたいです」。

 

町では、小学校のプール開きに合わせて、プロのサーファーによるサーフィン教室を開くなど、サーフィンの普及にも力を入れています。

子どもたちの中から未来のオリンピアンが生まれるかもしれません。

 

【萩原智子さんの一言】

この取り組みは、必ず次につながってきますね。

わたしも小学生の頃にオリンピアン、本物を間近で見て触れ合ったことで夢を抱くことができました。

これからも町全体で夢を追い続けてほしいなと思います。