特殊詐欺の手口と対策 神奈川・横浜市の事例で学ぶ「振込先を間違えたに注意」【動画掲載1分18秒】

ことし7月、横浜市の80代の女性の自宅に弟を名乗る男から「取引先にお金を渡すはずだったが、振り込み先を間違えてしまった」という電話がかかってきました。

男はさらに「取引先に渡す現金が至急必要だ。女性が現金とキャッシュカードを代わりに受け取りに行くので渡してほしい」と言うのです。

話を信じた女性は自宅近くに来た女に現金とキャッシュカード2枚を渡し、163万円をだまし取られてしまいました。

皆さんへのお願いです。「“振込先を間違えた”に注意」

詐欺グループは、そのような作り話で動揺させたうえで「会社に迷惑がかかるので助けて」などと言って、家族を心配するあなたの気持ちにつけ込んでいるのです。
電話で現金の話が出たらいったん電話を切って本人に確認するか、警察に相談するようにしてください。