詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」
最近、実際にあった手口を見ていきます。
今回のテーマは「“あなたは容疑者です”に注意!!」です。
ことし8月、神奈川県伊勢原市の70代の男性の自宅に、通信局の職員を名乗る男から「あなた名義の携帯電話が迷惑メールの送信に使われている」という電話がありました。
その後、警察官や検察官を名乗る男から立て続けに電話があり、「あなたは詐欺グループの容疑者の1人です。犯人があなたから30万円で口座を買ったと言っている」などと言われました。
さらに「容疑をはらすために一時的にお金を預かります」と言われました。
話を信じてしまった男性は指示された口座に4回にわたって現金を振り込み、あわせて2000万円あまりをだましとられました。
皆さんへのお願いです。「“あなたは容疑者です”に注意!!」
詐欺グループは犯罪に加担しているなどと不安をあおったうえで、お金をだましとろうとしてきます。電話で現金を要求されたら詐欺の疑いが濃厚です。
こうした電話がかかってきたら警察にすぐに相談してください。