STOP詐欺被害!

  • 2023年8月29日

特殊詐欺の手口と対策 武蔵野市の事例で学ぶ “共犯者扱いされている”に注意

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詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」 
最近、実際にあった手口を見ていきます。 
今回のテーマは、「“共犯者扱いされている”に注意!!」です。

8月、東京・武蔵野市に住む80代の女性の自宅に息子を名乗る男から「アメリカの国債に投資したら4000万円の損失を出してしまった。すぐにお金が必要なのでできるだけ用意してほしい」と電話がありました。

その際、男はこう言ったそうです。 
「証券会社に勤める友人に名義を貸していたことが問題になった。“共犯者扱い”されていて自分は行けないので、弁護士の助手が取りに行く」

話を信じた女性は、金融機関で引き出した現金300万円を自宅を訪れた弁護士の助手をかたる男に渡してしまったということです。

皆さんへのお願いです。「“共犯者扱いされている”に注意!!」

親の立場で考えると、息子が共犯者になると言われると気が動転して何とか助けたいと思ってしまうかもしれません。 
でもそれが詐欺グループの狙いです。もっともらしい理由をつけて別の人物にお金を取りに行かせるのは典型的な詐欺の手口なので、こうした電話がかかってきても応じず、以前から知ってる本人の連絡先に電話したり、警察に相談したりしてください。

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