詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」
最近、実際にあった手口を見ていきます。
今回のテーマは、「“警察署と同じ番号からの電話”にも注意!」です。
ことし5月、70代の女性のスマートフォンに総務省の関係機関の職員を名乗る男から「あなたのキャッシュカードが詐欺事件に使われている」と電話がありました。
続いて、警察官をかたる男からも電話があり、こう言われました。
「あなたには詐欺の容疑がかけられている。お札の番号を確認するので預金をおろして現金を都内のマンションに送ってほしい」。
この時、スマートフォンに表示された発信元の番号は実在する警察署の電話番号で、女性はすっかり信用して現金を送ってしまったということです。
皆さんへのお願いです。「“警察署と同じ番号からの電話”にも注意!」
今回、どのような仕組みで実在する警察署の番号を表示させたのかはわかっていませんが、詐欺グループは、日々、新しい手口であなたの大切な現金をだまし取ろうとします。
電話でお金の話をされたら詐欺を疑っていったん電話を切り、警察や周りの人に相談するようにしてください。