詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」。
最近、実際にあった手口を見ていきます。
今回のテーマは、「“口座が被害を受けている”に注意!!」です。
ことし5月、千葉県内に住む80代の女性の自宅に警察官を名乗る男から「詐欺事件で銀行員を逮捕したらあなたの口座も被害を受けていました」と電話がありました。
さらに、「担当の刑事がキャッシュカードを受け取りに行くので、そのまま待っていてください」というのです。
しばらくすると自宅に警察官を名乗る男が現れたため女性は話を信じてしまい、男にカードを手渡したうえ暗証番号も教えてしまいました。
気付いた時には口座から現金200万円が引き出されていたということです。
皆さんへのお願いです。「“口座が被害を受けている”に注意!!」
詐欺グループはことば巧みにあなたをだまそうとしてきます。警察官を装って「あなたの口座が被害を受けている」などと不安をあおってくるのも手口の一つです。
こうした電話がかかってきたら詐欺と疑い、すぐに警察に通報してください。
そして、キャッシュカードは絶対に他人に手渡さないでください。