詐欺：“救急車のサイレン”に注意！！

3月下旬、千葉県内に住む80代の女性の自宅に大学病院の医師を名乗る男から「息子さんをがんで治療した」と電話がありました。このとき電話口からは救急車のサイレンの音が聞こえ、女性は本当の話だと信じてしまいます。

しばらくすると息子が勤務する会社の社長だと名乗る男から電話があり、「息子さんの治療費が1500万円と高額になり、支払いを会社で立て替えている。あなたも協力して欲しい」と言うのです。

驚いた女性は現金100万円を用意し、自宅を訪れた会社の関係者だという男に手渡し、だまし取られてしまいました。

みなさんへのお願いです。「“救急車のサイレン”に注意！！」

詐欺グループはさまざまな職業を装ってことば巧みにあなたをだまそうとしてきます。
さらに、作り話を信じ込ませるため今回のように救急車のサイレンなどもっともらしい音声を流してくることもあります。こうした電話がかかってきたら詐欺を疑ってください。
そして、お金の話が出たら、警察や家族に相談してください。