詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」。
最近、実際にあった手口をお伝えします。
今回のテーマは、「“偽札にすり替えられているかもしれない”に注意」です。
去年11月、千葉市内に住む70代の女性の自宅に警察官を名乗る男から「銀行員を捕まえました。最近、自宅に泥棒が入っていませんか」と電話がありました。
女性は心当たりがないと伝えると、男は「銀行員は現金を引き出した人を狙って盗みに入り、お金を偽札にすり替えています。被害にあっていないか、警察官が確認に向かいます」と言うのです。
しばらくすると30代くらいの男が自宅を訪れたため女性は警察官だと勘違いして、自宅にあった現金900万円を手渡してしまいました。
みなさんへのお願いです。「“偽札にすり替えられているかもしれない”に注意」
犯罪グループはことば巧みにあなたをだましてきます。今回のように、犯罪に巻き込まれたと思わせて不安をあおってくるのは典型的な手口です。
こうした電話がかかってきたら詐欺を疑い、電話を切ってください。最初から留守番電話にしておくことも有効な対策です。