詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」。
今回は、特殊詐欺の被害を防ぐ取り組みをお伝えします。
テーマは、「“若者世代からの注意喚起”」です。
12月20日、横浜市鶴見区にある横浜商科大学で警察が特殊詐欺の特別講義を行いました。
はじめに鶴見警察署の片山真署長が、1年生から4年生の24人に対し、オレオレ詐欺や還付金詐欺の被害が増えていることや若者が現金の受け取り役として詐欺に関与し、検挙されるケースがあることを説明しました。
このあと、学生どうしが詐欺の被害をどうしたら減らせるのかを話し合いました。
学生からは特殊詐欺の電話は自宅の固定電話にかかってくるケースが多いことから、家族間のやりとりをSNSのグループで行うことで詐欺を見破れるのではないかという意見が出ていました。
また、若い世代の息子や孫からしつこいぐらいに両親や祖父母に詐欺の手口を説明することなどの意見も出されていました。
大学生
「話し合った対策を自分の家族だけではなく周りにも広めたい」
鶴見警察署 片山真署長
「若い世代ならではの考えで、今後の対策の参考にしたいです。特殊詐欺は、高齢者だけでなく若者にも身近な問題だと感じてもらいたいです」
みなさんへのお願いです。「“若者世代からの注意喚起”」
家族を詐欺から守るために若い世代も一緒に対策を考えることは大切です。
身近にできる対策を家族で話し合ってみてはいかがでしょうか。