詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」。今回のテーマは「“コロナで直接会えない”に注意!」です。
東京・北区に住む80代の女性のもとに、突然、銀行員を名乗る男から「あなたのキャッシュカードを作りかえる必要があります」と電話がありました。
女性は電話を信じ、求められるがままにキャッシュカードの暗証番号などを伝えてしまいます。男はさらに「新型コロナウイルスのため直接会えないので、キャッシュカードを自宅のポストに入れておいてほしい」とたたみかけます。
女性は指示された通り、ポストにキャッシュカードを入れておくと…。
およそ40万円が引き出されていました。
皆さんへのお願いです。「“コロナで直接会えない”に注意!」
詐欺グループは銀行員などを名乗ってもっともらしい話で相手を安心させて、キャッシュカードなどをだまし取り、現金を引き出そうとします。もし不審な電話がかかってきたら1人で悩まずに周りの人や警察に相談するようにしてください。