詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」。今回のテーマは「身近な“パン”で詐欺を防ぐ」です。
詐欺被害を防ぐため千葉県で始まった取り組みを紹介します。
「そのお金渡すなおろすな振り込むな」
特殊詐欺への警戒を呼びかけるメッセージが書かれたこちらの菓子パン。千葉県警と大手食品メーカーがコラボレーションし、4月から千葉県内のコンビニエンストアなどで販売が始まりました。
高齢者にも人気の菓子パンにメッセージを掲載することで、詐欺への警戒を高めてもらおうという取り組みです。
購入した60代女性
「結構、うちにも電話きてる。きてるけど、つい忘れちゃう。(メッセージがあると)そうだなと思い出す。反復する感じるで良いかなと思う」
この商品を扱うコンビニ側の意識も高まっています。コンビニのATMを利用するお年寄りなどが詐欺グループにだまされていないか、気を配りたいとしています。
デイリーヤマザキ習志野実籾本郷店 徳田孝弘 店長
「これを機にお客様に商品をアピールしながら、詐欺があることを伝えていければ」
「身近な“パン”で詐欺を防ぐ」
今回の取り組みは日常生活に欠かせない商品で詐欺防止を呼びかけるものです。高齢者だけでなく幅広い世代で詐欺防止の意識を高めていきたいですね。