詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」。今回のテーマは「“サイバー保険金が必要”に注意!」です。
東京・昭島市に住む60代の男性の携帯電話に、「日本セキュリティー協会」の職員を名乗る男から「あなたの携帯電話からウイルスが検出された。他人にも感染が広がり、情報流出などの被害が出ている」という電話がありました。
男はさらに「ウイルスの被害に遭った人からの民事裁判に対応するため、サイバー保険金が必要だ」とたたみかけます。
驚いた男性は言われるまま、保険金を支払うつもりで指定された口座に現金を振り込み・・。およそ50万円をだまし取られてしまいました。
皆さんへのお願いです。「“サイバー保険金が必要”に注意!」
詐欺グループは、不安をあおる言葉を巧みに使い、被害者に冷静な判断をさせないようにした上でお金をだまし取ろうとします。電話などで身に覚えのない保険金や料金を請求するのは、典型的な詐欺の手口です。そんな電話がかかってきたらすぐに切り、家族や警察に相談してください。