詐欺：“コロナで入院している”に注意！

12月、埼玉県川口市に住む60代の女性の自宅に長男を名乗る男から電話がありました。
男は「コロナに感染した可能性があり隔離入院している」と言ってきました。

男はその後も電話をかけてきて、今度は「仕事仲間の女性と不倫をしてしまい示談金が必要になった。払えなければ警察沙汰になる」と助けを求めてきました。

すると弁護士を名乗る男からも電話があり、「息子さんから依頼を受けたので、娘が示談金を取りに行きます」と言うのです。

話を信じた女性は、指定された場所に向かい、弁護士の娘を名乗る女に現金150万円を渡してしまったということです。

皆さんへのお願いです。「“コロナで入院している”に注意！」

警察によりますと、オレオレ詐欺の犯人は身内になりすましていることが発覚しないよう、会えない理由を取り繕うことがあります。「コロナで入院」ともっともらしいことを言われてもお金の話を持ち出されたら詐欺を疑い、周りや警察に相談するようにしてください。