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詐欺:“金融機関を教えてほしい”に注意!

  • 2021年9月14日

詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」。今回のテーマは「“金融機関を教えてほしい”に注意!」です。

8月、東京・墨田区に住む70代の女性の自宅に、区役所の職員を名乗る男から「消費税の還付金があります。手続きのため、ふだん使っている金融機関を教えてほしい」という電話がありました。

女性が地元の信用金庫の名前を伝えると、男は「古いキャッシュカードでは手続きができない。信用金庫の職員が自宅に行くのでカードを交換してほしい」とたたみかけます。

そして、女性が自宅を訪れた男にカードを手渡したその時。2人の男性が現れ、カードを取り返すとともに、男をその場で取り押さえました。

実は、2人は信用金庫の本物の職員。女性が男とのやりとりの合間に還付金について信用金庫に問い合わせをしていたため、詐欺を疑い、自転車で駆けつけたのです。

信用金庫 支店長
「被害に遭わなかったところが本当によかった。不審な電話があった時は警察に相談ですとか、できればご自宅とかで電話番号とかも書いておいてすぐに相談できるような態勢を。そういったかたちで防止していただけたら」

皆さんへのお願いです。「“金融機関を教えてほしい”に注意!」

区役所の職員などが電話で金融機関の名前や暗証番号を聞いてきたり、自宅にキャッシュカードを受け取りに来たりすることは絶対にありません。そんな電話がかかってきたらすぐに切り、金融機関や警察に相談してください。

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