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ディスコで高齢者の健康づくり

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シニア
いきいきライフ
首都圏ネットワーク
東京
2018年9月13日

日本でディスコが広がりをみせたのが、1960年代。今から50年以上前になります。その頃、ディスコを楽しんだ人たちが高齢となるなか、健康づくりにその体験を生かそうというイベントが開かれました。

■ディスコの効果 健康づくりや介護にも

参加したのは、60代から90代のおよそ40人。青春時代にディスコを楽しんだ人も少なくありません。踊りやすいテンポの曲。振り付けは、座ったままでも楽しめるようにアレンジされています。

9月、都内の介護施設で1日限定のディスコイベントが開かれました。

「腰に手をあててみましょう。これがフィーバー・ポーズ!」

このイベントを企画した1人、「DJオッシー」こと、押阪雅彦さんです。ディスコのDJを30年以上続けながら、親子で参加するイベントなどを開いてきました。

「ディスコミュージックを高齢者の方々が普通に楽しめるような、今の時代感。ご年配の方を対象とするディスコがあってもいいんじゃないか」

そして、企画したもう1人。慶應大学看護医療学部の助教、平尾美佳さん。ディスコは高齢者の健康作りや介護に役立つのではないかと考えています。

「“美しい自分”“かっこいい自分”というものを再確認したりとか、昔のことを思い出すことができるので、それが自信につながると思います。自然に運動量が増加して、血流もよくなってということがあるので、それはすごくいい効果だと思っています」

■ダンスやディスコ ブーム経験した高齢者

都内のマンションで娘と暮らしている、鈴山ミエコさん(93)です。介護施設で開かれるディスコイベントを、何日も前から楽しみにしていました。鈴山さんは「これは30歳前くらいだと思います」と、懐かしそうに昔の写真を見せてくれました。

30代の頃から、仲のよい友達を誘ってはよく踊りに出かけたといいます。「待ち合わせしてね。ディスコの中で会ってみんなで一緒に踊ってね。楽しんで帰りはお茶飲んで帰ったりしてね。タタターンターンってね」と、身ぶり手ぶりを交えて楽しそうに話す鈴山さん。

鈴山さんが歩んだ戦後、ダンスブームが次々、生まれました。昭和30年代には、音楽にあわせて腰をひねるツイスト。昭和40年代には、両手を大きく上下に振るゴーゴー。そして昭和50年代に巻き起こった一大ディスコブーム。ディスコに人生をかける若者の姿を描いた映画「サタデー・ナイト・フィーバー」が、そのきっかけになりました。

ディスコに親しみながら年を重ねていった鈴山さん。しかし、高齢となり、いつしかディスコと疎遠に。ダンスや音楽を楽しむ機会が減りました。今回のイベントの話を聞いて、楽しかった当時の思い出がよみがえってきました。「『ビューティフル・サンデー』、これが一番ね、私は踊りやすかった。軽やかに体がリズムに合ってね、踊りたくなるような音楽なんです、不思議に」と当時を振り返る鈴山さん。

「皆さんにお会いするのが楽しみ」

■もう一度『ビューティフル・サンデー』を

そして迎えた当日。「鈴山さんから頂いたリクエストナンバーで『ビューティフル・サンデー』!」という紹介とともに、曲が流れます。

「お手持ちのポンポンを振りながら、『ビューティフル・サンデー』楽しみましょう!」

往年のディスコソング12曲。途中、5分の休憩時間を挟み、40分間、踊り続けました。

ディスコを楽しんだ高齢者たからは「こんなに動いたのは、最近ないです。楽しゅうございました」「10年、20年くらい若返ったかな」といったうれしそうな声が聞かれました。鈴山さんも「楽しかった。若かりし頃を取り戻したような、元気をいただきました、きょうは」と楽しそうに話していました。

人生100年時代とも言われる今。高齢者の楽しみ方も変わろうとしています。

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