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地域の外国人が参加 ユニークな“子ども食堂”

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まちの未来
ともに生きる
首都圏ネットワーク
千葉
2018年7月20日

“子ども食堂”は、経済的な事情などから、1人で食事をする機会が多い子どもなどに食事を提供する取り組みです。ここ数年、全国で急増していますが、地域に住む外国人が参加したユニークな“子ども食堂”が開かれました。《田村銀河記者》

■アジア6か国の料理を留学生がふるまう

7月13日、千葉市若葉区で開かれた子ども食堂です。ふるまわれたのは、1日限定の特別メニュー。ベトナムのフォーに、スリランカのエラワルバット(チャーハン)など、アジア6か国の料理です。

料理を味わった子どもからは「おいしい」とか、「全部おいしかった、個人的にフォーが好き」といった声が聞かれました。

料理を作ったのは、市内の専門学校に通う留学生たちです。今回、初めて参加しました。ベトナムやネパールなどから来日し、ビジネスなどを学んでいます。この専門学校では、ここ数年で留学生の数が急増し、現在はおよそ500人となっています。

■地域の外国人も子ども食堂の担い手

協力を呼びかけた田中照美さん。去年から、毎月、子どもたちに食事を提供しています。主婦の友人ら数人のボランティアで運営していますが、地域の支援なしでは持続性がないといいます。

田中さんは「ボランティアの参加者が固定して決まってきてしまって、1人休んだとか、2人きょうは来られないとなったときに、『どうしよう、どうしよう』となって。ほかの担い手がいないといって、どんどん疲弊していってしまうとか。子ども食堂がその地域で孤立していたら、それは人手が回らないですよ」と説明します。

留学生たちは、地元の役に立ちたいと、田中さんの呼びかけに応じました。集まったのは、アジア出身の8人。母国の味を、子ども向けにアレンジして作りました。調理中のバングラデシュの留学生は「とうがらし?全然入れていないよ。子どもたちが食べるから」と味加減を話してくれました。

■子ども食堂を 新たな地域の交流拠点に

ベトナムからの留学生が、出来上がった料理を「これはベトナムの有名なフォーです」と説明すると、「フォー!」と、子どもたちから元気なリアクションが。同じテーブルの食事を通じて、子どもたちとの距離は一気に縮まりました。

ネパールの留学生が「私が作ったんですよ、ラッシー。どうでした?」と話しかけると、「けっこう甘かった」と答え、「食べられないですか?」「食べられる」と話が弾みます。留学生にとっても、日本を学び、地域に溶け込む貴重な機会となりました。

ネパールの留学生は「『日本人は、食べる前になんで『いただきます』と言うのですか』と聞いたら、小さい子が『食べ物に命が入っているから』と言ってくれました。同じことがあったら、ぜひやりたいです」と話していました。

田中さんは「まちに暮らしているいろんな人たちとつながるきっかけを、子ども食堂だからこそ作れるというのが絶対にあると思うので、これからも意識して、いろんな関わりを持っていきたい」と話していました。

留学生が参加し、地域の交流拠点になりつつある子ども食堂。支援の輪のさらなる広がりが期待されます。

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