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いま注目! “風呂なし” の都会暮らし

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仕事と子育て
住まい
おはよう日本 関東甲信越
東京
2018年7月12日

シェアハウスが人気になるなど、都会に暮らす若者たちの間では『住居費を節約したい』という動きが出てきています。こうした中で、昔懐かしい風呂なしのアパートに暮らすライフスタイルにも注目が集まっています。《谷本奈々ディレクター》

■魅力は”安さ”と”銭湯での交流”

都内にある築33年の風呂なしアパートに住む、会社員の髙野萌香さん25歳。およそ7畳の部屋にキッチンがついて、家賃は52,000円。周辺の風呂付物件の相場より35,000円ほど安く、このアパートの10部屋はすべて埋まっています。

「社会人となって、1人暮らししていくのにお金が必要になってくる。 “風呂なし” で1回やってみようかなと思った」

髙野さんがこの物件に住み続けている最大の理由が、アパートから徒歩1分にある銭湯です。広いお風呂でリラックスできるのはもちろんのこと、通い続けるうちに…

常連さんたちともすっかり顔なじみになりました。仕事の悩みを相談したり、ときにはご飯に招かれたりすることもあるといいます。

「仕事で疲れて帰ってきたときに、誰かしら声をかけてくれる。 “お帰り” とか。またあの人たちに会いたいからお風呂なしのアパートで、このままでいい」

■風呂なし物件サイト 銭湯の情報も掲載

こうした風呂なし物件に暮らし 銭湯に通うライフスタイルを、ビジネスに結び付けようという動きもあります。若手起業家などが新しいビジネスを発表するイベントで…

「徒歩6分のところに、大きなお風呂がついているようなものなので、風呂なしっていうのは…」

こちらは7月に新たに始まった、風呂なし物件の情報を中心に検索できるサイト。物件近くの銭湯も一緒に調べることができます。

サイトの立ち上げに関わった1人。不動産会社で働く鹿島奈津子さんは、「風呂なし物件は、家賃を抑えたい若者たちに潜在的な需要があるのではないか」と考えました。

「 “風呂なし” に住むことで、銭湯に行く “銭湯のある暮らし” みたいな、新しいライフスタイルができたらいいな」

■見学会では銭湯の主人と交流する時間も

鹿島さんは、風呂なし物件をまわる見学会も企画しています。この日参加したのは、1人暮らしを考えている学生など3人。訪ねたのは、渋谷から一駅の池尻大橋の物件。少しでも風呂なし物件の安さを印象付けようと、家賃を当てるクイズも盛り込みます。

「47,000円!」 「42,000円!」 「54,000円」
「正解は42,000円です!」

さらに、物件の最寄りの銭湯にも立ち寄ります。

「白いのは小さい泡?」 「そうです」

この街に暮らすイメージをしやすいように、銭湯の主人と交流する時間も必ず設けるようにしています。

参加した人からは「 “風呂なし” でもいいなって思いました」という声が聞かれました。

鹿島さんは「安くても都会に住めて、さらに 銭湯にも通う人が増えて、 “街に暮らす” という循環がうまくできたらいい。最終目標はそこです」と話していました。

現在、サイトには23区のうち13区の風呂なし物件を掲載していますが、今後は、23区内全ての風呂なし物件の掲載を目指しているということです。

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