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こころに貼る “ばんそうこう”

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まちの未来
ともに生きる
おはよう日本 関東甲信越
長野
2018年5月9日

「ばんそうこう」の形をしたシール。体の傷に貼るのではなくて、ふだん言えない言葉を託して相手に伝えようというものです。このちょっと変わった「ばんそうこう」を取材しました。《小川原裕史カメラマン》

■伝えにくい言葉を代わりに伝えるシール

「どんな時も味方だよ。」「まけんな。」

ばんそうこうの形をしたシール、「ことばんそうこう」です。1つ1つに言葉とイラストが描かれています。

伝えにくいメッセージを代わりに伝える “ことばの贈り物” として書店などに置かれ、ひそかな人気があります。

訪れていた客からは「ひとつひとつの言葉が、温かみがありますね」「言葉で言うよりも、それをペタッと貼ってあげたら、子どももうれしいのかなと思って」という声が聞かれました。

「ことばんそうこうシール」を作ったのはイラストレーターの大畑哲也さん。言葉とイラストで人が笑顔になり、絆を深めてほしいという願いで作りました。

「思っていても言えなかったり、気づいていても言いだせなかったりする言葉を、『ことばんそうこうシール』がきっかけで 伝えてもらえたらいいなと思う」と大畑さん。

これまでおよそ60種類の「ことばんそうこう」が生まれ、5,000枚以上が贈られてきました。

■任せっきりにしてきた妻に伝えたい思い

この「ことばんそうこう」に励まされた人がいます。不動産業を営む工藤陽介さん。2年ほど前、友人を通じて大畑さんと知り合い、ばんそうこうを贈られました。

「忙しすぎて、自分が生活に対してどこを見ていいのか分からなくなったような時期がありまして、いつもばんそうこうを手元に置いて 見ていたりすると、いつの間にか気持ちが落ち着くということは感じていました」

今度は、家事や子育てを任せっきりにしてきた妻へ、自分の思いを伝えたいと考えた工藤さん。「 “ありがとう” の気持ちを込めたばんそうこうを作ってほしい」と大畑さんに依頼しました。

「お伝えしたい言葉は、どういう感情があるのですか?」
「奥さんの日常生活の家事を見てみると、これは大変だなと。ようやく気づいてきたのかなと・・・」

10年あまりの結婚生活を振り返り、自分の気持ちを整理しました。

■「ことばんそうこう」を受け取った妻は

工藤さんはこの日、妻の真由香さんに「渡したいものがある」と切り出しました。

「僕がいない間に家を守って、子どもたちの面倒をみてもらって、 “ありがとう” という意味を込めた “ばんそうこう” です」

「ごめんね いつもありがとう。」「さびしくさせてごめんね。」「お前のおかげで オレは外でがんばれるんだ」

「いつもお父さんが外に出ても、帰ってくるまでは私も眠れなかったけど、こういう思いでいてくれるということが分かってうれしいな」と涙する真由香さん。

工藤さんは「改めて、家族を支えてくれている奥さんに、感謝の気持ちを伝えられるいい機会でした」と話していました。

大切な人に大切な言葉を伝える「ばんそうこう」。 人と人との心を温かい「言葉」がつなぎます。

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