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海のレジャー 落雷に潜む危険

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防災減災
水・山の事故
おはよう日本 関東甲信越
千葉
2014年7月25日

今回のテーマは、海辺の“雷”です。この季節、海水浴や釣りなど、海のレジャーに出かけた人が、雷によって命を落とすケースが後を絶ちません。そこには海の雷ならではの危険が潜んでいました。

■夏の海での落雷による死亡事故は毎年発生

海にたくさんの人が繰り出す夏。しかしこの季節、海に落ちる雷の危険性が高まっています。

7月8月の落雷の回数を示した図では、神奈川県の湘南地域、茨城県、千葉県の太平洋岸など、海水浴で人気の海にも頻繁に落雷していることが分かります。

海辺への落雷で、大きな被害が出たケースがあります。千葉県白子町の海水浴場で、平成17年7月、たった一度の落雷で1人が亡くなり、一時心肺停止した人を含め、8人がけがを負いました。

事故の直後に救助に駆けつけた、ライフセーバーの井上幹生さんは「音と光が同時に鳴った。誰が感じても近くに落ちたなと。負傷者をライフガードが懸命に処置していた」と、当時のことを話していました。

浜辺には、落雷の被害にあった9人が、幅30メートルほどの広い範囲にわたって倒れていました。たった一度の雷で、なぜこれほどの被害が出たのか。それは、水が電気を通したためでした。

雷の直撃を受けたのは、海の中に居た2人。
電気は海の中を伝わり、浜辺に達します。これにより、波打ち際に居た2人も感電。
さらに、電気はおよそ30メートル離れた砂地に居た5人を襲いました。
ぬれた砂の水分が電気を通し、被害が拡大したと見られています。

水が電気を通すという海特有の危険。さらに井上さんは、海辺には人の背丈より高いものがないため、雷が人に落ちやすいといいます。

こうした夏の海での落雷による死亡事故は、全国で毎年のように起きています。

■避雷針のある建物か車内に避難を

事故を防ぐため、いま、井上さんたちは雷の接近をいち早く知ろうと務めています。
雷が近付くと、その電磁波を検知し、警報を鳴らすセンサー。
さらに、気象庁や電力会社が出す雷情報を、スマートフォンでこまめにチェックしています。

この日も、午前中に雷注意報が発令されました。
「本日、雷注意報が発令されています」ただちに海水浴客に警戒するよう呼びかけます。

井上さんは「警戒情報に耳を傾けてもらいたい。放送が入る前でも、いち早く避難してもらいたい」と話していました。

雷専門の気象予報会社、フランクリン・ジャパンの気象予報士、今村益子さんは
「気象庁の3か月予報では、平年よりも気温が高い。地上の気温が高くなると、上空との間に気温差ができるので、雷が発生しやすい。平年より雷が多くなる可能性がある」と、例年以上の注意をうながしています。

専門家によりますと、海で雷が近づいてきたら、すぐに海から上がり、避雷針のある建物に入ってほしいということです。近くにない場合には、車に避難してください。万が一、落雷しても電気は車体を通じて地面に逃げるということです。車内では窓を閉め切り、ガラスや金属製の部品には触れないようにしてください。

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