▽世田谷区では火災や住宅の倒壊に、まず注意が必要です。
都の想定では最悪の場合8棟に1棟が焼失・全壊するおそれがあります。
「北沢地区」や「太子堂（たいしどう・・若林わかばやし）地区」などは木造住宅が密集しています。
道も狭く、消火活動が困難になる危険性が高いです。

▽火災が広がったら「広域避難場所」へ移動してください。
「駒沢オリンピック公園」や「砧公園」、「二子玉川公園」など25か所が指定されています。

▽空き家やブロック塀にも注意が必要です。世田谷区内にはおよそ5万戸の空き家があります。
中には揺れで倒壊する危険性があるものも。大きな揺れがおさまったら、安全な場所に避難しましょう。

▽無理な帰宅は避けてください。
区は「太子堂区民センター」や「経堂地区会館」など11か所を帰宅困難者支援施設に指定しています。

▽停電や断水のおそれもあります。電気は「1週間」水道は「1か月」使えない想定をしてください。在宅避難に備え、カセットコンロや携帯トイレ、ランタンはぜひ備えてください。